航空機内で、太った人が隣の座席に居たら……。

2015年8月7日
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国際線の航空機に搭乗したところ、隣の座席の人が肥満体だったため、自分の座席まではみ出ていて、そのため長時間窮屈な格好を余儀無くされ、腰に恒久的な障害が残ったとして、『被害者』となった乗客が、航空会社に対して損害賠償請求していることが報じられています。

 

提訴した被害者はオーストラリア国籍、被告となったのはアラブ首長国連邦の航空会社だそうです。

 

もっとも原告となった被害者?は、被告会社が席の変更を認めなかったことや、この肥満体の乗客は、単に太っていただけではなく、頻繁に咳き込む、唾液を吐き出していた等の事情を述べているとのことです。 これはお気の毒です。海外の航空会社では、太っているなどの事情で、座席をはみ出すような乗客には、2席分販売して利用させる措置が執られているそうです。

 

私の場合、国際線を利用することはありませんので、自分の体重は自己責任である以上、国内の移動てすから、狭い座席でも我慢しています。

 

往々にして、体型に問題がある人は、通路側の席を取りますね。これでも、他のお客さんには迷惑をかけていないつもりなのですが。 そうは言っても、チョット恥ずかしいことはありますね。

いつかお話したかもしれませんが、調布飛行場から、東京島嶼部を結ぶ新中央航空のプロペラ機に搭乗するときです。この航空会社は、搭乗者の体重によって座席を決めるからです。つまり、搭乗手続の際、体重を申告するのです。そしていざ機内に入るとき、係員から名前を呼ばわれ、座席が指定されるのです。デブだとバレてしまいます。

 

図らずも、この度調布飛行場を離陸した小型飛行機が、近くの住宅に墜落した惨事により、航空機特に小型飛行機は、重量が大事だと認識させられました

 

数年前、巡業に出かける力士たちが、スカイマーク機で神戸空港を往復した話題が、スカイマークの機内誌に掲載されていて、そのときは、微笑ましく思ったことがありました。確かにあんな鉄の塊が空中に舞い上がるには、重かったら大変なんだと考えなければなりません。力士はそれがプロ、身体を大きくするのは仕事ですが、私の場合、皆さんに迷惑かけるだけでした。もし、私の隣に座った方が腰を痛めたら………。

 

他人事ではありませんね。 調布飛行場の近くには、野川公園や味の素スタジアムなどがあって、しょっちゅう行きますし、それこそ早朝羽田空港に行くためのリムジンバスでは、中央高速道路は、いつも通過するのです。もちろん、航空機の重量だけ留意すれば良いと言うものではありません。

 

でも、常日頃航空機を利用する者として、少しでも迷惑をおかけしないよう、「あの人と一緒大丈夫?」と安全に不安を持たれぬよう、私もできるところから自己管理しなければならないと実感した次第です。本当に、航空機事故は嫌です。