『リュックサックは、前に持って乗車しましょう』について。

2015年8月20日
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暑さが続きます。暑さの中、夏の風物詩となってるのは花火でしょうか。

今年最後になるのではないかと言われる東京湾大花火大会、8月15日に行われる諏訪湖の花火大会も終わりました。首都圏からもツアーバスが出る大曲花火大会は、あと数日となりました。

あるテレビ番組で、花火大会の観客を狙う『スリ』について報道されていました。これは、花火を見る場合だけに限ってのことではないのでしょうが、前に見ようとするものがあって、特にそれが遠い場所に位置するときは、自分の持ち物に関する注意が散漫になり、被害に遭いやすいと結論が示めされております。狙われやすいのは、後ろにあるリュックサック、子どもを抱きかかえるなどして手一杯のとき、体をそらして入れ物の位置が変わったケースなどが危ない!と例示されております。

総じて、自分の前に、財布等貴重品が見えない状態のときに、被害に遭うようであります。

前に物があれば安全と言えるのは、スリの被害だけではありません。ご本人は、『被害を受けている』わけではないので、なかなかお気づきにならないのですが、通勤電車内でのリュックサックを背負わらるのは、困りものですね。後ろには、目が付いておりませんので、リュックサックの横や後ろの位置に立つ羽目になったら悲惨です。邪魔なだけならまだしも、リュックサックの動き、つまりこれを背負う人の動きによっては、大きなパンチを見舞われたような経験があります。

バック等荷物を横にして、つり革の前に立たれるのも、ちょっと迷惑ですね。つり革の前、つまり座席の横には、荷物を置く人はありません。7人掛けの座席の前には、やはり7人は立つことができるはずです。それが肩に掛けたバック等が横に来ると、5とか6人しか並べません。こんなとき、荷物は前にして持ち抱えて欲しいものです。

よく、通勤電車等では、荷物は前に抱えて乗車してくださいとアナウンスされます。あれは、目が行き届かないところにあると、人間が乗降できても、荷物がドアに挟まれる可能性があるからだと言われています。

確かにそうですが、急ぎ乗車することに夢中になると、人間の意思から離れた荷物がどうにかなっていて、近くに居た人の顔面を押し付ける等、危険な状態に至る可能性もあるからだと思います。

混雑する公共の場所では、荷物は前に持つ習慣が確立すると良いです。あらゆる『被害』の可能性を低くできます。

でも、そんな環境に身を置くがゆえに経験することです。通勤電車、満員電車がなければ杞憂に過ぎないでしょうね。

こんな話題をひとりごとにしてしまう私もまた、やはり東京中心主義に毒されていると言うことでしょう。