『よかとこ九州』総集編 きさらぎ法律事務所 in 福岡(その8)

2011年10月11日
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7月16日の最終日、晴天に恵まれ、福岡散策にはぴったりの朝が来ました。

最終日は、福本は別行動,職員吉澤と、別事務所の福島弁護士と共に、福岡の街を散策します。

やはり福岡に来たからには、新鮮なお魚をお土産に帰りたいものです。

そこで、まずは柳橋連合市場に向かいました。

この日も美味しそうなお魚や貝類が並んでいました。

2日目に訪れた際、お店の人と相談し、いまの時期の旬のもの,食べたいものを事前にお伝えしてきました。

そのため、コチ,シマアジ,唐津のうに,あぶってかもの4種類の魚を用意していただき、嬉々として持ち帰りました。

ちなみに、コチは、一尾をさばいてもらったので、身はもちろん、頭から骨から尾まで、丸ごと持ち帰り、お刺身,アラ炊きの2種類の味を楽しみました。

シマアジ,ウニの美味しさもさることながら、東京では滅多にお目にかかることのできない『あぶってかも』に、家族一同かぶりつき、「バリバリ」と音を立てて、美味しくいただきました。

柳橋連合市場でお土産を手に入れ、一通り市場を散策したので、バスで天神まで戻ります。
100円バス 提供:福岡市
せっかくなので、今まで通過するだけとなっていた天神地下街を散策しました。
天神地下街の第一印象は、『おしゃれな地下街』です。
たとえば、外国の街のような雰囲気漂う天井・壁・床の凝った造りに、年代を感じさせる時計台、どこを見渡しても素敵な『街』に、歩いているだけで楽しくなってきます。

天神地下街 提供:福岡市
さて、素敵な雰囲気の『街』を散策途中、福岡に来てから、「ラーメン」,「ぎょうざ」としか言わなくなった福島さんと一緒に、やはりぎょうざ屋さんに入り、軽く休憩です。
福岡のぎょうざは、やはり『一口ぎょうざ』です。熱々の鉄板に載せられて出てきました。
「焼きぎょうざばかりでは飽きてくるかも…」ということで、水ぎょうざも頼んでみました。
水ぎょうざのスープの優しい味に、ほっと一息の時間でした。
 既にお腹は満腹ですが、時間はまだお昼前,最終日なので、いろいろ巡りたいところですが、あまり欲張ってしまうと、次に来る楽しみが減ってしまいます。

ぎょうざ
もし次に福岡に訪れるなら、九州新幹線『さくら』に乗って、のんびりと訪れるのも良いなと思いながら、残りの福岡時間を堪能すべく、福本と合流します。
九州新幹線『さくら』提供:福岡市

『よかとこ九州』総集編 きさらぎ法律事務所 in 福岡(その7)

2011年9月27日
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天神に戻ったころ、長かった7月15日も、ようやく帳が降りてきました。

今回は、定番の『磯貝』ではなく、天神の隣,舞鶴にある『まこと家』さんを予約しました。

『まこと家』さんは、磯貝の弟子(親戚筋?)にあたる比較的新しい店で、スタッフは、皆若く、真面目な方ばかりです。

今回は、飲み放題付きのコースにしました。

まず、刺身です。

本日の刺身は、金目の炙り,くじらのうね,伊勢えび,大トロ,いさき松皮造り,かんぱちで、素材の新鮮さもさることながら、東京あたりではなかなか食べられない品が入っています。


『つぼ鯛みそ焼き』,これこそ福岡の炉端の味です。


『ウニの冷製茶碗蒸し』のウニは、地物で、程良い温度と味でした。


『魚ロッケ』,白身魚に、今朝柳橋で見た芝エビが入っていました。


『甘鯛酒蒸し』,福本の思い出の一品です。


『ウニ・いくらのぶっかけ』,九州では、いくらは要らないかも…?


『後造りみそ汁』には、さっき食べた伊勢エビにプラスして、カニが入ってました。

あらゆる焼酎を試すことができ、一人あたりの値段も破格です。

店主に、今が旬で、福岡でしか食べられない『あぶってかも』,『まじゃく』,『あげまき』について、尋ねました。

なんと、『まじゃく』がありました。

天然物の魚介を、それぞれに最も美味しい食べ方で出してくれるところは、磯貝や、『TOC TOC』と同じです。

福岡の魚,海に感謝!!

次は、舞鶴の隣,長浜に向かいます。

懐かしい福岡検察庁の前を通過すると、もうすぐ長浜の屋台群です。

長浜魚市場の前,ここはもう博多湾です。

左にとん吉系が,右手奥の数件が、魚繁系です。

ここでも、行きつけの屋台はありますが、今回は、ぎょうざに魅せられた旅人のため、とん吉系に入りました。

ラーメンは、屋台風オーソドックス型ですが、この一帯が、『長浜ラーメン』,『替玉』の発祥の地です。

博多ラーメン,長浜ラーメンは、他のどこの地域のラーメンより、安くてボリュームがあります。

隣で、ラーメンの麺の硬さについて、議論がされておりました。

硬さの種類は、『ヤワ』,『ふつう』,『カタ』,『バリカタ』,『針金』,『粉落し』,『生』とありますが、私たちは、「カタ」と言って注文しました。

昨日来、まだ食べていなかった『三種の神器』の一つ,おでんも食べました。

少々お腹もふくれ、いったん天神に帰りました。

ここから先は、明日のお昼過ぎまで、各自のフリータイムといたしました。

次号は、きさらぎ法律事務所職員吉澤がご案内いたします。

『よかとこ九州』総集編 きさらぎ法律事務所 in 福岡(その6)

2011年9月21日
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戻ってきた天神では、岩田屋さんで、焼酎を買いました。

今回の『土産』は、今津福祉村の手作り芋焼酎です。

福岡市西区今津地区は、元寇防塁が有名で、今回、今宿から大原の『魚庄』に行く途中、通りました。

岩田屋さんを出て、『天神きらめき通り』『西通り』等を天プラしました。

西通りにある『大名』地区は、武家の町,福岡の面影があります。


きらめき通りからみた岩田屋(提供:福岡市)


西通りから入った大名 (提供:福岡市)

『ジョーキュウ醤油』は、明治維新の前,安政2年より、ここ大名で創業された福岡博多の老舗中の老舗です。

九州の醤油,特に、刺身醤油は、甘味があります。

ここは、醤油の博物館のようです。

『うまくち』『刺身』醤油の他に、『和風おろし』を買いました。


ジョーキュウ醤油紋


ジョーキュウ醤油外観

天神から、中洲へ移りました。

武家の町福岡と、町人の町博多は、那珂川で分かれます(『歴史のたられば 九州編1』)。

『福博であい橋』のたもとから、那珂川を遊覧しました。


福博であい橋


那珂川水上バスのチケット

今年オープンした水上バスは、夕暮れの博多湾に向かって進みました。


博多湾ポートタワー


博多埠頭

那珂川の向かい側に見える街が、中洲です。

見えるものは?

開店準備で忙しい中洲屋台を見て廻りました。

夜の中洲を避けて、また、天神に戻りました。

これから、福岡最終日の夜の部が始まります。

地下鉄一日乗車券は、本当に役に立ちました。

よかとこ九州』総集編 きさらぎ法律事務所 in 福岡(その5)

2011年9月15日
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JR今宿駅から、福岡空港行き電車に乗車し、西新駅で下車しました。

この辺りは、福本が、20代の司法修習生時代に生活した場所でもあります。

西新と言えば、『リヤカー部隊』です。

福岡近郊,糸島半島辺りから、自家製野菜や、生花,漬物,餅などを運んで、リヤカーを引いたおばちゃんたちがやって来ます。

今回は、『ささげ豆』を買いました。

福岡では、おめでたい席に出す赤飯の大豆は、ふくれると割れる,これは切腹を連想させるものとして嫌われ、その代わりに使われたのが、青白くなが~い豆,『ささげ豆』なのです。


リヤカー

もう一つ,西新と言えば、ラーメン『しばらく』を外せません。

修習生だった昭和58年から通っています。

最近、見事に復活しました。

この匂いがたまらない。福島弁護士も、感動したようです。


しばらく


しばらくのラーメン

次の買い物をするため、天神に戻りました。見上げれば、今日も飛行機が。


神の空 (福岡市提供)

『よかとこ九州』総集編 きさらぎ法律事務所 in 福岡(その4)

2011年9月11日
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今年も、追い山見学を果たしました。

追い山終了後の7月15日、今回は、ちょっと変わった上級者コースの福岡を、堪能いたします。

まず、地下鉄一日乗車券を購入します。今日も、暑くなりそうです。

>西鉄グランドホテル14階から

一日乗車券

初に、天神地下街を通って、『天神南』駅から、『渡辺通』駅まで乗車しました。
 行く先は、柳橋連合市場です。 今回も、仲西商店さんは、暖かく迎えてくれました。
唐津のウニが目当てです。早速留守宅に送る手配をしました。
天神に戻り、岩田屋さんに入ります。
今が旬の唐津のウニ,ここでは、紫ウニが目当てです。
これまたいつもお世話になっている岩田屋鮮魚店で、唐津のウニを手に入れ、皆で、その場(!)で食べました。
天神から、地下鉄を経由して、JR筑肥線に乗車します。
 行く先は、『今宿』です。ここが、糸島半島の入口となっています。

バスに揺られて15分,目的地に着きました。これが、福岡の海です。

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福岡郊外の隠れた(?)名店『魚庄』さんに入りました。
まずは、イカの活き造りから始めます。

イカ
 『イカを食わずして、九州を,福岡を語るなかれ』を実感することでしょう。
後造りは天ぷらです。

天ぷら
 店内には、大きな生け簀があり、いろいろな魚が泳いでいます。
全て地物と聞きました。今回は、石鯛を選びました。

石鯛
 後造りは、あらだきです。
あらだき
 皮は酢の物にしていただきました。
酢の物
 そして、福岡では定番の『あらかぶ』を、今日は、唐揚げで食べました。
あらかぶ
 『あじ』の味が薄くなっている感があります。 アジ
魚庄さんは、水曜日が『姫の日』,金曜日が『殿の日』として、定食類が半額となります。
 今回は、絶品中の絶品,唐津の『赤ウニ』が完売になっていて、とても残念でした。
店を出て、さっき食べた『びな』を、海に入って見つけました。

大原海水浴場は、すぐ近くにあります。
今宿駅に戻って、今度は、『西新』駅に向かいます。
 西新は、福本『思い出の街』です。次回にお話しいたします。