2月,九州は、春のお祭りが始まります。

2011年2月13日
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2月3日は、節分。

節分の翌日は、もう立春で、暦の上では春を迎えます。

皆さんは、節分の豆まきをされましたか。

きさらぎ法律事務所でも、『鬼は外,福は内』をやりました。


福豆

福本悟が毎年祈願に詣でる櫛田神社では、
2月3日、正門から本殿に向かう鳥居に、
日本一大きいと言われる『おたふく面』が登場します。

この『おたふく面』を通ると、
「厄除け祈願が成就する」と言われます。

境内では、今年も仮装する人々,出店が並び、
春のお祭りムードが盛り上がったそうです。


開運キーホルダー


叶守

さて、『2月』は、酒好きには待ちに待った『お祭り』が到来する季節です。

そう、各酒造が、酒蔵開きを行ない、美味しいお酒が振る舞われるからです。

詳しくは、各県の酒造組合にお問い合わせされるとよいでしょう。

九州の『お酒』といえば、やはり『焼酎』です。

初めて九州で暮らしたとき、『酒』を注文したら、『焼酎』が出されて、驚いた経験があります。

以来、すっかり焼酎に魅了されました。

それから30年近い年月が経ちますが、毎日、九州の焼酎を家で飲んでおります。

ただし、最近は九州でも、焼酎以外のアルコールが登場し、注目されているようです。

特に、日本一の苺『あまおう』を擁する福岡県は、柿や巨峰の産地でもあり、『あまおうワイン』,『柿ワイン』等が、人気を博しているとお聞きしました。

先日、江東区豊洲にある『アーバンドックららぽーと豊洲』内で、『とっておきの逸品フェア』が開催され、これら『お酒』も出展されました。

この様子は、関東地区のテレビニュースでも放映されました。

これがパンフレットです。

『お酒』以外にも、逸品揃いでした。

春を告げる『とっておきの逸品フェア』,出展の御品については、福岡県商工会連合会,または、東京福岡県人会にお問い合わせください。

きっと、『春の九州』を実感されると思います。

1月,大宰府で春を感じましょう。

2011年2月4日
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福岡県太宰府市は、古くから『アジアの玄関口』とされ、素晴らしい歴史・文化遺産が点在しています。

大宰府は、もともとは、7世紀後半に、九州に設置された地方行政機関ですが、天智天皇の663年に、大和朝廷が、朝鮮半島白村江の戦いで敗れた後、大陸へ向けた外交と、軍事防衛の中心として、強力な権限を与えられた『政庁』となりました。

大宰府政庁が置かれた現在の太宰府市には、国宝と指定された日本最古の梵鐘を伝える『観世音寺』,国内4番目の国立博物館として、満5年を迎え、多くの国宝を収蔵した『九州国立博物館』など、多くの見どころがあります。

それでも、大宰府といえば『天満宮』,天満宮といえば『管公』,管公といえば『梅』と連想されるほど、太宰府天満宮と梅,そして菅原道真公との関係は、深いものがあります。

菅原道真公は、平安前期の学者・政治家で、清らかな誠心を持った秀才で、こよなく梅を愛していたそうです。

この菅原道真公が、権力者たちの陰謀に巻き込まれ、太宰府へ左遷され、失意のまま配所で生涯を終えたことから、話は始まります。

管公は、管公の遺骸を乗せた車を引く牛が、伏して動かなくなった場所に、葬られました。

そして、その地に社殿が建立され、これが後に、『太宰府天満宮』となったのです。

大宰府天満宮は、管公を祭神とし、以来、『学問の神』,『至誠の神』として崇敬を集め、新年1月ともなれば、受験生の姿を多く見ることができます。

東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』

本殿の右側で、枝を伸ばす梅の木があります。

菅原道真公を慕い、一夜にして、京の都から飛来してきたという伝承の御神木。

これが、『飛梅』です。

今も飛梅は、太宰府天満宮に咲く200種約6000本の梅の木の中で、最も早く清香を咲かせるのです。

1月も後半になると、飛梅は、乳白色の花を咲かせます。

「春はもうそこまで」と感じるときです。

また、太宰府天満宮のいたるところで、『神牛』を目にすることができます。

これは、管公が、845年乙丑歳の誕生であり、先にご説明した本殿建立の聖地が、牛との神縁によることに由来します。

『神牛の頭を撫でると知恵がつく』という信仰も、管公ならではのものでしょう。

そして、管公と梅で忘れてはならない逸品が、『梅ヶ枝餅』です。

大宰府天満宮に向かう参道のあちこちの茶店,土産店で、あつあつの梅ヶ枝餅が販売されています。

配所で、寂しい日々を送る管公を慰めるため、老女が、1つ梅の枝を添えて、餅を差し上げたことが起源とされるようです。


神牛

大宰府観光協会発行のパンフレットには、丁寧な大宰府観光マップがあります。

門前町


マップ

新春の大宰府へ、春を感じに行ってみませんか。

2011年も、きさらぎ法律事務所『よかとこ九州』をよろしくお願いいたします。

2011年2月3日
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明けましておめでとうございます。

年末から、西高東低の冬型気圧配置が続き、『あったか九州』でも、降雪が続きました。

強烈な西風,いわゆる『ジェット気流』が吹き荒れ、この冬は、特に九州に向かう航空機の飛行時間が、長くなっているようです(『6月,九州は潤い輝きます。』)。

新年、1月と言えば、日本人は、『初詣』が習慣かと思います。

神社,仏閣等は、1年のうちで最も賑わいを見せていることでしょう。

九州の初詣の人出ナンバーワンは、『大宰府天満宮』です。

『東風吹かば、にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』

平安時代前期、豊かな学才を備え、優れた政治家であった菅原道真公を祭神とする太宰府天満宮には、受験シーズンの時期、多くの人が、『学問の神様』に祈願に参ります。

『太宰府』には、福岡天神から、西鉄電車を利用して20~30分で到着します。

さて、福本悟の今年の九州での初詣は、博多の総鎮守『櫛田神社』です。


櫛田神社正門


櫛田神社社殿

元気の良い、のぼせもんが多い博多っ子が詣でる櫛田神社は、『商売繁盛』を願う人が集まります。

今年も、きさらぎ法律事務所が、皆様に九州をお伝えし、九州を好きになっていただくため、『事業隆盛』と、『家内安全』を祈願してまいりました。


櫛田神社お札

九州から持ち帰った今年のお土産第1号は、『献上』です。

以前お話した『追い山のゴール』(廻り止め)横に店舗を構える『石村萬盛堂』さんの御品です。
 『香椎江に 田鶴なきわたる 志賀の浦に 沖つ白波 たちしくらしも』

(万葉集『よみ人知らず』)

明治の代より、新生福岡博多を代表する和菓子として愛され、振る舞われた『鶴乃子』。


献上

昭和天皇も御愛用された銘菓は、皇室・宮家御用達となり、その献上品と同じ製法で、特別に作られたのが、『献上』です。

ぜひとも、大切な方にお届けしたい逸品です。

石村萬盛堂さんは、『ホワイトデー』,『山笠』の時期にも、お世話になった方も多いと思います(『私の博多祇園山笠です。』『博多祇園山笠に、行ってきました。』)。

福岡での日課である柳橋や、西新に行くには、『地下鉄1日乗車券』が便利です(『5月,福岡市内は活気づきます。』)。


ノーマイカー切符


西鉄グランドホテル

福岡空港と博多・天神間は、片道250円ですから、有効に使いましょう。

本年第1号の九州鮮魚としては、岩田屋さんに出ていた,未だ成育途中の玄界灘の『うに』にしました。

『赤なまこ』をさばいてもらい、『さば』は生を持ち帰って、『ごまさば』にしました。


玄界地物のウニ

冬の玄界に感謝!!  今年もワクワクした気分にさせてくれる九州福岡の一日でした。


博多湾
糸島半島から福岡タワー,ヤフードームを臨む


スカイマーク福岡行


スカイマーク東京行

12月,九州は、冬を迎えます。

2010年12月25日
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先日、北部九州の市街地は、積雪に見舞われました。

強烈な西風が吹き始め、東京から九州へ向かう飛行機は、余計に時間が掛かる時期に入りました。

大相撲九州場所を経て、福岡国際マラソンも終了すると、いよいよ九州も、冬支度,また、お正月に向けた準備が始まります。

我が家の『お雑煮』は、『ぶり』,『あご』,『かつお菜』のすまし汁,つまり、『福岡流』です。

この時期、柳橋や西新から、材料を送ってもらいます。

九州で、『冬の魚』といえば、『ふぐ』,『あら』,そして、『さば』です。

『ふぐ』,『あら』は、言わずと知れた高級食材ですが、『さば』は、『ゴマサバ』以上に、この時期、対馬周辺で獲れた鮮度抜群の『さばのあぶり』が絶品です。

一方で、地物の『うに』は、成育途中の『幼子』で、ほとんど目にすることができません。

有明海では、夏の『あげまき』に代わって、『タイラギ』が出荷されたものでした。

諫早湾の水門閉め問題の帰趨が、とても気になるところです。

さて、本年は、『よかとこ九州』にお付き合いくださり、誠に有難うございました。

魚の話から、歴史の話,さらには、福本悟の思い出等々、取りとめもなく、思いつくままのご案内となり、お見苦しかったことかと拝します。

ただ、九州をとても大切に思う気持ちは、本物です。

いつも、九州から力をもらい、守られております。


叶守


雷山

来年も、気の向くまま、思いつくまま、時間があるときに、『よかとこ九州』を更新いたします。

そして、『九州ファン』の皆様とともに、歩んでいきたいと念じます。

よいお年をお迎えください。

アビスパ福岡は、来季J1で闘います。

2010年12月24日
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プロ野球パリーグ『福岡ソフトバンクホークス』は、2010年パリーグ優勝を果たしました。


提供:福岡市
上空から撮影されたヤフードーム

そして、福岡市をホームタウンとするサッカーJリーグ2部に所属する『アビスパ福岡』は、今季J2 に属する19チーム中3位となり、『3位以内』の規定をクリアし、見事、来季のJ1への昇格を果たしました。

九州には、『ギラバンツ北九州』,『サガン鳥栖』,『ロアッソ熊本』,『大分トリニータ』と、『アビスパ福岡』の5つのプロサッカーチームがありますが、昨年、『大分トリニータ』がJ2に降格したため、J1チームが存在しない状態でした。


提供:福岡市
アビスパ福岡のホームスタジアム
『レベルファイブスタジアム』
(右は福岡空港滑走路)  

そんな中、J1から降格して7位,8位,11位と、心ならずも低迷していた『アビスパ福岡』は、前評判を覆し、今季リーグ戦で3位となり、2011年度、J1に復帰することになりました。

『アビスパ福岡』は、久藤清一選手,城後寿選手,田中佑昌選手ら、地元福岡出身者が多く所属しますが、今年は、中町公祐選手,末吉隼也選手ら、新人も、余すところなく力を発揮し、予算が少ない中、抜群のチームワークをもって、アビスパ福岡は、外国人選手なしでの初めてのJ1昇格を成し遂げたのです。

チームは若く、厳しい中にも、はつらつとした姿を見ることができました。


ユニフォーム表


ユニフォーム裏

さて、もう1つ、アビスパ福岡は、現在、サッカー天皇杯のベスト8に進出しており、今年のサッカーは、未だ終了していないのです。

J2チームで、唯一ベスト8に残ったアビスパ福岡の闘いは、続きます。

来る12月25日(土)15時より、熊谷陸上競技場で、天皇杯ベスト4をかけて、くしくもJ1 16位となり、来季、J2でプレーする『FC東京』との対戦が決まっております。

天皇杯が終了すると、本年度のアビスパ福岡の公式戦は、終了いたします。

アビスパ福岡を支えた久藤清一選手や、大久保哲哉選手ら、今季をもって、アビスパ福岡を退団する選手の最後の勇姿を見る機会でもあります。

関東周辺の『九州,福岡大好き』の皆様,クリスマスは熊谷に行きましょう!

寒い社会,厳しい経済の中、今九州に、ホットな話題を提供する『アビスパ福岡』に、九州に思いを寄せる皆様より、心からの応援をお願いいたします。

来年2011年も、九州スポーツ界が、熱くなり、ファンに元気を与えてもらえるよう、期待したいものです。


サポーター用(12番)

九州,福岡の嬉しい話題,アビスパ福岡 J1 昇格のお知らせでした。