1月,冬の九州は、澄みきっています

2010年1月29日
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東京では、滅多に雪を見ることはありません。南国九州ではどうでしょうか。

降雪があるのです。立派なスキー場もあります。

玄界灘の荒波は、遣唐使の時代から、また、蒙古襲来の神風でも語られるところです。

福岡市は、日本海を正面に据える大都市です。天気予報でも、この冬は、しばしば福岡県に、雪マークが出ています。今年1月には、降雪で、長崎空港がほぼ一日中使用できない日がありました。

私自身も、ある年の1月、出張の際、熊本空港が降雪のため、着陸できない経験がありました。

熊本や鹿児島に向かう空路で、阿蘇やくじゅう,霧島等の山々に、冠雪を見ることができます。この時期、九州,特に、中九州の山なみを通行する場合には、冬装備が必要です。

阿蘇,くじゅう,九重,黒川等に往来する場合、スタッドレスタイヤで運転しましょう。この時期、レンタカー会社には、冬装備の必要性を説明されます。

今月、鹿児島に出張しました。最近、桜島の噴火活動が活発のようで、この日も、噴煙が立ち上っておりました。鹿児島も、4年振りの積雪を記録したそうです。

澄みきった空のもと、錦江湾を挟んだ鹿児島市内から見えた桜島は、見事な姿でした。

『我が胸の 燃ゆる思いにくらぶれば 煙は薄し 桜島山』

これを詠った幕末の志士、平野國臣もまた、九州福岡(筑前)の人です。

鹿児島の方が、桜島の雄姿を見ると、『帰って来た』と思う気持ちがわかるような気がしました。