2月,福岡は、もう春がやってきます

2010年2月8日
テーマ 

春の訪れを感じるのはどんなときでしょうか。

ひな祭り,雪解け,卒業式,桜等々…

九州福岡では、大宰府の梅が有名です。でも、それ以上に、『春が来た』と感じる風物詩があります。それは、シロウオ漁です。

博多湾に注ぐ室見川の河口では、毎年2月中旬ころ、シロウオ漁が始まります。
シロウオ(白魚)は、『ハゼ科』に属し、いわゆるシラウオ(白魚)とは異なります。その小さく透き通った姿は、とてもきれいです。

室見川河畔の『とり市』や、『三四郎』は、しろうお料理で有名ですが、地下鉄室見駅の1つ手前,藤崎駅上にある『磯貝』でも、お通しとしてこの時期、『シロウオのおどり』が出されることがあります。

磯貝は、つぼ鯛のみそ焼きの発祥の店と言われ、今では岩田屋(天神本店,福岡空港売店等)に商品を出され、昨年東京にも、店舗が開店しました。

それでも、未だカウンター席のみで、予約不可の時代から通い続ける藤崎店が『原点』です。
藤崎店では、夏は、同じ室見川から上る天然うなぎを食したことがあります。

さて、このシロウオ漁は、2月から4月上旬ころまで行われます。春が本格化するとき、シロウオは、姿を消すからです。

シロウオと地元のつくしを合わせた卵とじも美味しいです。福岡に春を告げる魚シロウオの案内でした。

「シロウオば食いたか」

「いっちょう博多に来てみんしゃい」