『ゴールデンウィーク』と言う言葉が、いつころから言われ出したのか、調べたことはありませんが、ゴールデンウィーク(GW)期間中の5月3日,4日は、福岡市民の祭り『博多どんたく港まつり』が繰り広げられます。
どんたくの名称は、オランダ語の『Zondaq(ゾンターク)』,つまり、『休日』が語源とされますが、『どんたく』の中心である松ばやしは、筑前国続風士記にも記されているように、古くからの民俗行事であったようです。
現在のどんたくは、色々な格好をした福岡市の方々が、市内を、しゃもじを叩いて渡り歩く,歌う,踊るで、休日を楽しむお祭りとなり、言わずと知れたゴールデンウィーク中、国内で最も人が集まる一大イベントであります。
さて、この『休日』、福岡市内を有効に動く方法として、福岡市交通局(市営地下鉄)の『1日乗車券』の購入をお勧めします。休日料金は、500円です(平日は600円)。『エコちかきっぷ』と言われます。
平成22年2月22日の乗車券が欲しかったので、福岡まで行きました。
福岡空港駅から、博多駅、又は、天神駅までの片道地下鉄料金は、250円です。博多・天神間は、200円となっています。
『どんたく』の中心,パレードが行なわれる『どんたく広場』は、博多区呉服町から、中央区の天神交差点まで、地下鉄上に設けられています。
他県から、福岡市内に入り、どんたく,休日を楽しむには、福岡空港,博多駅を往復するわけですから、途中下車の可能性を考えれば、この1日乗車券を利用した方がお得です。
ちなみに、西鉄バスは、博多駅・天神間は、100円です。ただし、5月3日,4日は、どんたく広場等の市内中心部には、交通規制がかかることに、ご注意ください。
ところで、どんたく期間中、福岡市は、よく雨が降るのです。なぜだかわかりません。しかし、博多っ子は、そんなことに水を差されはしないのです。
『どんたく』が終わると、やがて初夏へ、そして、『山笠』へ向かいます。
最近の冷え冷えとした世相,天気を吹き飛ばす、『博多どんたく港まつり』に、のぼせもんが多か福岡へ、どうぞお越しください。