前回の『よかとこ九州』では、『ほたる』にちなんだ鹿児島のお話をいたしました。
ほたる(蛍)は、澄み切った空気,きれいな水が、生息の条件と言われます。
霧島屋久国立公園への宮崎県側からの入口小林市には、『出の山公園』という蛍が乱舞するスポットがあります。
出の山公園には、宮崎自動車道小林インターチェンジを、――宮崎方面からの場合、――右に行きます。
同じく、小林インターチェンジから左側,すなわち、えびの高原を経由して、霧島温泉に向かう途中にあるのが、『生駒高原』です。
生駒高原は、今、秋桜(コスモス)が真っ盛りです。
生駒高原は、霧島山系のなだらかな裾野に広がる標高500メートルくらいの高原で、この時期、17種類100万本のコスモスが、色鮮やかに高原を埋め尽くします。
聞いた話として、毎年10月10日(旧体育の日)に、ピンク色のコスモスが、見頃になるよう、厳しく管理されているのだそうです。
近くには、神話のふるさとで、紅葉が美しい高千穂峡や、坂本龍馬と、おりょうさんの新婚旅行の地の霧島温泉郷など、秋ならではの九州を、存分に楽しめるところがございます。
コスモスに誘われて、秋の九州にも、ぜひお越しください。