12月,九州は、冬を迎えます。

2010年12月25日
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先日、北部九州の市街地は、積雪に見舞われました。

強烈な西風が吹き始め、東京から九州へ向かう飛行機は、余計に時間が掛かる時期に入りました。

大相撲九州場所を経て、福岡国際マラソンも終了すると、いよいよ九州も、冬支度,また、お正月に向けた準備が始まります。

我が家の『お雑煮』は、『ぶり』,『あご』,『かつお菜』のすまし汁,つまり、『福岡流』です。

この時期、柳橋や西新から、材料を送ってもらいます。

九州で、『冬の魚』といえば、『ふぐ』,『あら』,そして、『さば』です。

『ふぐ』,『あら』は、言わずと知れた高級食材ですが、『さば』は、『ゴマサバ』以上に、この時期、対馬周辺で獲れた鮮度抜群の『さばのあぶり』が絶品です。

一方で、地物の『うに』は、成育途中の『幼子』で、ほとんど目にすることができません。

有明海では、夏の『あげまき』に代わって、『タイラギ』が出荷されたものでした。

諫早湾の水門閉め問題の帰趨が、とても気になるところです。

さて、本年は、『よかとこ九州』にお付き合いくださり、誠に有難うございました。

魚の話から、歴史の話,さらには、福本悟の思い出等々、取りとめもなく、思いつくままのご案内となり、お見苦しかったことかと拝します。

ただ、九州をとても大切に思う気持ちは、本物です。

いつも、九州から力をもらい、守られております。


叶守


雷山

来年も、気の向くまま、思いつくまま、時間があるときに、『よかとこ九州』を更新いたします。

そして、『九州ファン』の皆様とともに、歩んでいきたいと念じます。

よいお年をお迎えください。

アビスパ福岡は、来季J1で闘います。

2010年12月24日
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プロ野球パリーグ『福岡ソフトバンクホークス』は、2010年パリーグ優勝を果たしました。


提供:福岡市
上空から撮影されたヤフードーム

そして、福岡市をホームタウンとするサッカーJリーグ2部に所属する『アビスパ福岡』は、今季J2 に属する19チーム中3位となり、『3位以内』の規定をクリアし、見事、来季のJ1への昇格を果たしました。

九州には、『ギラバンツ北九州』,『サガン鳥栖』,『ロアッソ熊本』,『大分トリニータ』と、『アビスパ福岡』の5つのプロサッカーチームがありますが、昨年、『大分トリニータ』がJ2に降格したため、J1チームが存在しない状態でした。


提供:福岡市
アビスパ福岡のホームスタジアム
『レベルファイブスタジアム』
(右は福岡空港滑走路)  

そんな中、J1から降格して7位,8位,11位と、心ならずも低迷していた『アビスパ福岡』は、前評判を覆し、今季リーグ戦で3位となり、2011年度、J1に復帰することになりました。

『アビスパ福岡』は、久藤清一選手,城後寿選手,田中佑昌選手ら、地元福岡出身者が多く所属しますが、今年は、中町公祐選手,末吉隼也選手ら、新人も、余すところなく力を発揮し、予算が少ない中、抜群のチームワークをもって、アビスパ福岡は、外国人選手なしでの初めてのJ1昇格を成し遂げたのです。

チームは若く、厳しい中にも、はつらつとした姿を見ることができました。


ユニフォーム表


ユニフォーム裏

さて、もう1つ、アビスパ福岡は、現在、サッカー天皇杯のベスト8に進出しており、今年のサッカーは、未だ終了していないのです。

J2チームで、唯一ベスト8に残ったアビスパ福岡の闘いは、続きます。

来る12月25日(土)15時より、熊谷陸上競技場で、天皇杯ベスト4をかけて、くしくもJ1 16位となり、来季、J2でプレーする『FC東京』との対戦が決まっております。

天皇杯が終了すると、本年度のアビスパ福岡の公式戦は、終了いたします。

アビスパ福岡を支えた久藤清一選手や、大久保哲哉選手ら、今季をもって、アビスパ福岡を退団する選手の最後の勇姿を見る機会でもあります。

関東周辺の『九州,福岡大好き』の皆様,クリスマスは熊谷に行きましょう!

寒い社会,厳しい経済の中、今九州に、ホットな話題を提供する『アビスパ福岡』に、九州に思いを寄せる皆様より、心からの応援をお願いいたします。

来年2011年も、九州スポーツ界が、熱くなり、ファンに元気を与えてもらえるよう、期待したいものです。


サポーター用(12番)

九州,福岡の嬉しい話題,アビスパ福岡 J1 昇格のお知らせでした。

パワースポット 福岡,東京

2010年12月15日
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前回の『よかとこ九州』では、大分県の北西部にあり、福岡県に接する日田市について、ご紹介しました(『たけだ,ひた,おおいたは、春も秋も人々を魅了します。』)。

この日田市を含む耶馬日田英彦山国定公園の中心をなす、福岡県添田町を行政区域とする『英彦山』は、標高1199mの日本百景・日本二百名山の一つであり、羽黒山・熊野大峰山とともに、『日本三大修験山』に数えられる九州有数の霊場であります。

そして今、高千穂,阿蘇と並んで、『九州の代表的パワースポット』として、英彦山が注目されているそうです。

九州は、地形的にも山や谷、そして温泉が多く、天孫降臨の歴史のふるさと,日本神話にも登場する神秘があり、土地には、エネルギーが充満しているに違いありません。

英彦山の中腹には、天照大神の子,『天忍穂耳尊』を祀る英彦山神宮殿があり、往時には、この修験道場に、数千人の山伏が行き来したということです。

そして、英彦山は、パワースポットでもあり、福岡県内では、紅葉の名所として知られておりますが、冬には、30~40cmの積雪を記録することもあるのです。

最近、『東京福岡県人会』が発行した小冊子の表紙を、雪の英彦山が飾っておりました。


《『東京と福岡』2010年12月号
(福岡県人会)》

て、東京で、今人気のパワースポットといえば、高尾山です。

日本国中、世界からも、あのフランスの『ミシュラン』が選んだ三ツ星観光地として、多くの人が訪れます。

高尾山は、標高599m,ちょうど、英彦山の半分の高さです。

こちらは、明治の森高尾国定公園に指定され、神奈川県相模原市に近接します。

高尾山は、古くから信仰の霊山,修験道の霊場として、『薬王院』とともに歴史が刻まれてきました。

『高尾山薬王院有喜寺』は、今から約1200年前、高僧行基によって開山されました。

そう、『よかとこ九州』でご紹介した、日田市の『高塚さん』と似ていますね。

高尾山薬王院近くには、至るところに、パワースポットが紹介されています。

『願いがかなうわくぐり』,『開運ひっぱり蛸』等々,ご利益を頂ける場所があります。

きさらぎ法律事務所では、『ご浄塩』をいただいております。


《高尾山お塩》  


《薬王院》


《キップ》

そして、高尾山と言えば、東京では言わずと知れた紅葉の名所中の名所です。

紅葉シーズン中は、新宿から、最寄駅『高尾山口駅』を結ぶ京王帝都電鉄の車両は、割引キップを利用した登山服姿の人・人・人という『人の山』が見られます。

今年は、11月下旬が、高尾山の紅葉の見頃でした。

『よかとこ九州』でご紹介した北海道十勝岳温泉とは、1ヶ月半も時期が違うのです。

《高尾山の紅葉》

標高が、ちょうど英彦山の半分の高尾山,『三大修験山』と『三ツ星観光地』、なんだか兄弟のように親近感をおぼえ、ご案内いたしました。