パワースポット 福岡,東京

2010年12月15日
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前回の『よかとこ九州』では、大分県の北西部にあり、福岡県に接する日田市について、ご紹介しました(『たけだ,ひた,おおいたは、春も秋も人々を魅了します。』)。

この日田市を含む耶馬日田英彦山国定公園の中心をなす、福岡県添田町を行政区域とする『英彦山』は、標高1199mの日本百景・日本二百名山の一つであり、羽黒山・熊野大峰山とともに、『日本三大修験山』に数えられる九州有数の霊場であります。

そして今、高千穂,阿蘇と並んで、『九州の代表的パワースポット』として、英彦山が注目されているそうです。

九州は、地形的にも山や谷、そして温泉が多く、天孫降臨の歴史のふるさと,日本神話にも登場する神秘があり、土地には、エネルギーが充満しているに違いありません。

英彦山の中腹には、天照大神の子,『天忍穂耳尊』を祀る英彦山神宮殿があり、往時には、この修験道場に、数千人の山伏が行き来したということです。

そして、英彦山は、パワースポットでもあり、福岡県内では、紅葉の名所として知られておりますが、冬には、30~40cmの積雪を記録することもあるのです。

最近、『東京福岡県人会』が発行した小冊子の表紙を、雪の英彦山が飾っておりました。


《『東京と福岡』2010年12月号
(福岡県人会)》

て、東京で、今人気のパワースポットといえば、高尾山です。

日本国中、世界からも、あのフランスの『ミシュラン』が選んだ三ツ星観光地として、多くの人が訪れます。

高尾山は、標高599m,ちょうど、英彦山の半分の高さです。

こちらは、明治の森高尾国定公園に指定され、神奈川県相模原市に近接します。

高尾山は、古くから信仰の霊山,修験道の霊場として、『薬王院』とともに歴史が刻まれてきました。

『高尾山薬王院有喜寺』は、今から約1200年前、高僧行基によって開山されました。

そう、『よかとこ九州』でご紹介した、日田市の『高塚さん』と似ていますね。

高尾山薬王院近くには、至るところに、パワースポットが紹介されています。

『願いがかなうわくぐり』,『開運ひっぱり蛸』等々,ご利益を頂ける場所があります。

きさらぎ法律事務所では、『ご浄塩』をいただいております。


《高尾山お塩》  


《薬王院》


《キップ》

そして、高尾山と言えば、東京では言わずと知れた紅葉の名所中の名所です。

紅葉シーズン中は、新宿から、最寄駅『高尾山口駅』を結ぶ京王帝都電鉄の車両は、割引キップを利用した登山服姿の人・人・人という『人の山』が見られます。

今年は、11月下旬が、高尾山の紅葉の見頃でした。

『よかとこ九州』でご紹介した北海道十勝岳温泉とは、1ヶ月半も時期が違うのです。

《高尾山の紅葉》

標高が、ちょうど英彦山の半分の高尾山,『三大修験山』と『三ツ星観光地』、なんだか兄弟のように親近感をおぼえ、ご案内いたしました。