『空港』と聞いたら、何が思い浮かびますか?
空港を舞台にした歌、特に演歌は多いと思います。
アジアの歌姫テレサテンさんの『空港』、デュエットの名曲『北空港』、伝説の美少女A?中森明菜さんの『北ウイング』、誰かさんのカラオケの定番前川清さんの古い曲『さよならの彼方に』等等、たくさんあるでしょう、
空港をテーマにした歌は、『別れ』が定番の感がありますね。
でも、別れが似合わない空港があります。
福岡空港です。
北島三郎さんの古い曲に、
『ひとの妻とも知らないで、おれは来たんだ博多の町へ……』がありました。
『博多のひと』です。『はるばる来たぜ函館へ……』の威勢の良いサブちゃんとは違う魅力?がありますね。
男女の別れがテーマではありません。男が女を追い掛けて来ました。
福岡空港は、「世界一市街地に近い便利な空港」と言われます。
博多駅まで地下鉄2駅、福岡市の中心天神まで15分です。
福岡空港の年間発着数は15万回を超え、約2分17秒に1回、離発着があるのです、
この密度は、羽田空港、成田空港を凌いで日本一です。
市街地にあるため、離発着が事実上7時から22時までとしているため、実際は、世界一と言われているのです。
これを言うだけで、暗い、別れのイメージを払拭するのではないでしょうか?
福岡博多は、『のぼせもん』が多いと言われます。芸能人を多数輩出してことでも知られいます。
昨年の五木ひろしさんのヒット曲、『博多アラモード』も、福岡空港から始まっています。
『初めて、ここに急いで飛んで来たのさ。お前が、迎えてくれたエアポート』
ここから、福岡博多での愛の物語が始まります。中州、天神西と続きます。
博多をテーマにした演歌は売れないというジンクスがあるのだそうです。
福岡博多は、演歌の定番、男女の別れには似合わないからだと思います。
そう言えば、○○年前、福岡県出身の人気歌手が、結婚確実と噂されながら、「今度生まれ変わって会えたら、結婚しようね」と言って別れた
ことが思い出されます。
このかたがた、それぞれ○回離婚結婚を経験されているようです。
今は、別れたら次の人のように見えますが、なかなかどうして、もしかして、将来やはり『別れても好きな人』だったことを証明する日が来るかしれないと、甚だ不謹慎なことを考えるのは、私だけでしようか?