別れても好きな人

2014年12月24日

『空港』と聞いたら、何が思い浮かびますか?

 

空港を舞台にした歌、特に演歌は多いと思います。

 

アジアの歌姫テレサテンさんの『空港』、デュエットの名曲『北空港』、伝説の美少女A?中森明菜さんの『北ウイング』、誰かさんのカラオケの定番前川清さんの古い曲『さよならの彼方に』等等、たくさんあるでしょう、

 

空港をテーマにした歌は、『別れ』が定番の感がありますね。

 

でも、別れが似合わない空港があります。

 

福岡空港です。

その23写真 3

北島三郎さんの古い曲に、

 

『ひとの妻とも知らないで、おれは来たんだ博多の町へ……』がありました。

 

『博多のひと』です。『はるばる来たぜ函館へ……』の威勢の良いサブちゃんとは違う魅力?がありますね。

 

男女の別れがテーマではありません。男が女を追い掛けて来ました。

福岡空港は、「世界一市街地に近い便利な空港」と言われます。

博多駅まで地下鉄2駅、福岡市の中心天神まで15分です。

福岡空港の年間発着数は15万回を超え、約2分17秒に1回、離発着があるのです、

 

この密度は、羽田空港、成田空港を凌いで日本一です。

市街地にあるため、離発着が事実上7時から22時までとしているため、実際は、世界一と言われているのです。

これを言うだけで、暗い、別れのイメージを払拭するのではないでしょうか?

 

福岡博多は、『のぼせもん』が多いと言われます。芸能人を多数輩出してことでも知られいます。

 

昨年の五木ひろしさんのヒット曲、『博多アラモード』も、福岡空港から始まっています。

 

『初めて、ここに急いで飛んで来たのさ。お前が、迎えてくれたエアポート』

ここから、福岡博多での愛の物語が始まります。中州、天神西と続きます。その23写真 1

博多をテーマにした演歌は売れないというジンクスがあるのだそうです。

福岡博多は、演歌の定番、男女の別れには似合わないからだと思います。

 

そう言えば、○○年前、福岡県出身の人気歌手が、結婚確実と噂されながら、「今度生まれ変わって会えたら、結婚しようね」と言って別れた

ことが思い出されます。

 

このかたがた、それぞれ○回離婚結婚を経験されているようです。

 

今は、別れたら次の人のように見えますが、なかなかどうして、もしかして、将来やはり『別れても好きな人』だったことを証明する日が来るかしれないと、甚だ不謹慎なことを考えるのは、私だけでしようか?