よく似たことがあるなと思うことはありませんか?
私は新千歳、福岡によく行き来しますが、スカイマークと一部のエァドウの航空機は、ボーイング737型機ですが、JALとANAはほとんどがボーイング777型機が使用されています。ジャンボ機と呼ばれたボーイング747型機が、日本の民間航空機としては姿を消した後は、この777型機が幹線の主力となっています。
搭乗客数が100人台の737型機は、主として地方路線で使用されていると思っていました。 先日新千歳空港で、日本航空福岡行きボーイング737型機の事故がありましたが、大きな事故とはならなかったところ、荷物を持ってシューターで脱出した人や、騒ぎながら動画を撮っている人、緊急脱出時の援助がなされていない様子が映し出され、ネット上で意見が寄せられています。
ちょうどこの日私は、ボーイング737型機で鹿児島空港に向かいました。機内が狭く、座席の上の荷物棚も狭いので、航空会社の呼びかけもあるのかもしれませんが、手荷物預けが多いようです。それで、出発時刻を過ぎ、また、航空機のドアが閉まっても、貨物室への荷物の収納が進まず、出発と到着が遅れてました。
これは、ボーイング777や787型機が基本の幹線ではあまり経験しないことです。 同じ週に、新千歳空港行きに搭乗しました。幹線では珍しいボーイング737型機でありました。数日前のあの新千歳空港発福岡行きのあの便と同じ機体です。ボーイング737型機からですと、到着口搭乗口とはかなりボーディングブリッジの高低差があります。ところで、また『一部』同じ経験をしました。それは、貨物室への荷物の収納が進まず、出発と到着が遅れたことです。 出発時刻が経過しても、また、貨物室への収納作業をしている音と揺れが感じました。確かに係員が慌ただしく外で機械を操作していました。
ドアが閉まって10分以上経過して、羽田空港をJAL501 便定刻6時30分発札幌新千歳空港行きは出発したのです。ただし、出発が10分以上遅れたのに、珍しく?客室乗務員から、説明はありませんでした。満席の乗客の室への荷物預けには、かなり時間がかかると言うことでしょう。
私は、これはやむを得ないと思っています。ただ、遅れの原因は、貨物室への想定外の搬入によるものてあることはわかっていたので、CAさんは、そのとおり機内アナウンスすれば良いのにと思いました。たとえ5分でも、出発が遅れた場合、あるいは到着が遅れた場合であっても、皆さんご存知の大手2社は、お詫びのアナウンスがあります。でも、不思議なことがありました。 なんとこのシーン、私は、前夜夢の中に出てきたのです。どこかに行くため航空機の中にいて、貨物室への荷物の搬入作業を見ている自分がいたのです。
そして「遅れておりますが……」のCAさんのアナウンスがなされたところで、目が覚めたのでした。そのまま家を出て、羽田空港で6時30分発新千歳空港行きのJALの737型機に搭乗したところ、現実の世界ではアナウンスはなかったのでした。 ある人が言っていたこととして、日頃頭の中で気にしていることが夢の中に出てくる、しかし、現実の世界ではそれは存在しないのだそうです。
例えば、みっともない自分と決別してダンディなおじさんになりたいと願っても、現実の世界では起こり得ないが故に、寝ているときに出てくるのです。だけど、航空機内への荷物の搬入作業がたいへんで航空機の出発が遅れ、しかもその理由のアナウンスがないのはあまり経験しないのではないでしょうか。
このところ私の頭の中で、『ボーイング737型機』『荷物』がひっかかっていたと言うことです。でもやはり夢は現実にならないことが明らかとなった実にくだらないここ数日の経験でした。