ある経営コンサルタントの番組出演辞退の報道に寄せて。

2016年3月18日
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今年の流行語になりそうな『センテンススプリング』こと、週間文春は、今、自民党から警戒されているようです。特に「保育園落ちたの誰だ」「私だ!」を巡って、世論、特に子育て世代から、政府与党に対する批判が起きていると認識しての『注意』です。

 

これは自民党の総裁が、内閣総理大臣として、衆議院予算委員会で、この保育園落ちたとブログに書いた人について、「匿名である以上、本当に起きているか確かめようがない」と答弁し、これを援護したかったのか、褒められたかったのか、予算委員会に出席していた自民党議員が、「出典は!!」「誰が書いたんだ!」「誰の言葉だ!」等とヤジを飛ばしたことが機縁です。

 

週間文春は、『保育園落ちた!日本死ね!』と題するブログは、ヘイトスピーチだと発言した与党重鎮や、自分の息子夫婦も保育園入園に苦労した、別の区の月額200.000円以上する保育園にようやく入れたと説明して、保育園ママさんたちからの署名を受け取った安倍内閣の閣僚等、また、総理大臣と答弁中にヤジを飛ばした議員らの情報を集めて、それを記事にしようとしているからなのだそうです。

 

そう言えば、父親の育休を推進しようとし、安倍晋三総裁から、結婚披露宴で激励された自民党議員が、妻の出産入院中に、不貞をして議員を辞職したことがありましたが、あれも週間文春の記事が契機でした。 確かに新聞紙と週刊誌は、報道目的は違うのかもしれませんが、通勤電車内の吊り広告で知る限り、芸能人どおしが不倫したとか、私からするとどーでもよいことばかり記事にしているようで、週刊誌の情報を真摯に受け取っている人はどれくらいいるのでしょうか?

 

そもそも不倫だとか失言とかは、それを行ったのは事実ならばどーしようもないことであり、変に弁明することこそおかしいと思っています。バレなければよいとの考えが見え隠れします。

 

そんな活躍目覚ましい週間文春ですが、今週の吊り広告には、ある経営コンサルタントの男性の学歴詐称を記事にしていました。

 

この方、彫りの深い少し褐色の顔で、低音できれいな声でしゃべるので、その横文字で表記されるお名前とともに、まあ、同姓の私からしても、『カッコイイ』人だと思います。この人、朝のバラエティ番組にも出ていますが、政府与党から、何かと目の敵にされる報道番組にも出ています。この報道番組では、ゲスト出演される学者先生や新聞社の主幹たちとは、チョッと違うコメントをされます。それで私は、報道番組では、バランスも大事と思い、この方の特に格差や福祉に関するご意見を、拝聴していたわけです。

 

今回の週間文春の記事では、この方のアメリカ合衆国での学歴が、虚偽だったとするものです。卒業したとされる大学については、世界各国を遊学していて戻らなかった、取得したとされる経営学修士(MBA)の学位も、経営大学院には、セミナーを受講したくらいで、学位、修了証が発行されるようなプログラムへの参加は一切ないと述べられました。

そして、経営コンサルタントの仕事には、これまで学歴が関係したことはなかった、確かにホームページには、事実と異なる記載がされていたが、ホームページを見て集客することはなかったので、そのままにしていたとのことであります。

ところでこの経営コンサルタントの方、この虚偽記載ーーの状態が放置されていたことーーの責任を強く自覚して、今後報道番組等への出演は自粛すると発表されました。これはひとつの責任の取り方であり、変に弁明して騒ぎ?が大きくなる前に収めたのは賢いと思います。この点、どこかの政治家たちとは違いますね。

 

もっとも、あちらは、不合理な弁明をしても、そのまま通るようですが。落選したなんて聞きませんから。 ただ、この経営コンサルタントの先生、なんでホームページに間違った学歴が掲載されたのか、説明されていなかったようです。そのまま放置したとされるのは、もう、ホームページからお客様が来ることはない、そんな必要がないところまでご自身上り詰められましたから、そのことは本当なのでしょうね。

 

私は弁護士ですが、学歴が仕事に影響することはありません。ただ、弁護士に相談しよう、依頼しようとお考えの方には、『経歴』は、気になられるようです。よく、「何が専門ですか」と尋ねられることがありますが、経験は、弁護士選択のひとつのポイントになっていると感じます。

 

きさらぎ法律事務所ホームページの中でも、『福本悟の経歴』が、アクセス回数が多いことがわかります。であれば、この箇所について、もし、事実と異なる事柄が掲載されていたら、どうなるでしょう。 こちらは、経歴、特に学歴をポイントにして、依頼する動機となったとは考えていないわけですが、それは仕事を行う人間の目線でしかないのかもしれません。週間文春で、虚偽の経歴掲載が暴露されたこの経営コンサルタントの方、もしかしたら、そう思っているのは当人だけであり、顧客側は、掲載された経歴に惹かれて諸々を依頼する動機となったのかもしれません。

 

例え経歴は関係ないお仕事であったとしても、あえて事実と異なる経歴を掲載する必要があったのでしょうか。最初のホームページは、誰が、なぜ間違った経歴を掲載したのでしょうか。顧客はホームページから来ないとわかっていたら、そんな紛らわしいホームページ、閉鎖してしまえば良いように思うのですが。

 

この方、報道番組の出演を辞退され、また、来月からメインMCに起用される予定の番組にも、出演辞退を告げたそうです。

 

このいち早い行動決断は、評価に値しますが、急な幕引き?なんかドタバタし過ぎな感じがします。ただ、嘘が発覚したときの対応に関しては、最近の国会議員や企業の経営陣にも見本となっていただけたらと思いました。

 

何か釈然としないセンテンススプリングに迫られたケースの対処です。

最近発覚した『野球賭博』に関する報道に寄せて。

2016年3月17日
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春と言えば、今年度のスポーツシーズンが始まる季節でもあります。サッカーJリーグは、既に2月から開幕していて、今月末には、『春は選抜から』と言われる選抜高校野球甲子園大会があり、そしていよいよブロ野球が開幕します。


ちなみに、開幕3戦を終えた時点で、きさらぎ法律事務所が法人後援会に登録されているサッカーJ1に所属する『アビスパ福岡』は、未だ勝利がなく、単独最下位となっています。


ブロであれば、勝つことが大事、勝てばお客さんも増える、運営主体にお金も入れば、選手の年棒も上がり、また、スポンサーも増え、人がお金が人を呼ぶ、選手もやり甲斐を感じることは否定できないでしょう。そんな選手のモチベーションを上げるためと言う理由で、開幕を前にして、ブロ野球界を賑わしている『事件?』が起きています。


昨年発覚した読売巨人軍に所属する選手の賭博問題に端を発した試合中、また、練習中に選手間でお金を集め、支払いをしていた行為が発覚しています。

昨年読売巨人軍に所属する現役選手3名が、いわゆる野球賭博行為をしたとして解雇されました。現在この人たちは、球界から失格処分を受けているのだそうです。ただ、自分がプレーした試合は賭けの対象にはなっていなかったので、野球規約に違反する敗退行為、すなわち八百長をやったことにはならないと認定されました。

このとき漏れていた現役選手が、賭博を誘って来た者から、その後もアプローチされることに耐えられず、このたびかつて野球賭博をした事実を球団に申告したことから、再び読売巨人軍を取り巻く賭博問題が露呈したものです。


4人めの野球賭博経験者は、謹慎となり、球団からプロ野球コミッショナーに通報されました。解雇や失格の措置が予想されます。そしてこの件が発覚したところ、なぜ昨年の調査で把握できなかったのか、もっと隠れた事案があるのではないか等取り沙汰されたところ、読売巨人軍について、別の事実の存在が明らかにされました。

数年前のペナントレース中、読売巨人軍が、連敗が続いて士気が上がらないとき、試合中ベンチ入り選手が円陣を組んで掛け声をやるのに、この『声出し』を巡って、各自数千円のお金の動きがあったのだそうです。すなわち、チーム各人が5.000円くらいを出し、もし試合に勝てば.この声出しをした選手がこれを受け取り、負けたら声出し担当選手が、選手全員にひとりあたり1.000円くらいを支払う仕組みなのだそうです。


読売巨人軍によると、ほとんどの選手が、これに参加していたと言います。ひとりあたり数千円であっても、『勝った』場合には、10万円以上の金額を手にする計算です。当時主力メンバーだった現読売ジャイアンツの監督が加わっていたかどうかは、把握していないとのことであります。


読売巨人軍は、昨年段階で、この事実を概ね把握していて、NPB日本野球機構にも報告されていたのです。NPBは、この声出しは、敗退行為には該当しないとし、読売巨人軍は、少額で、験担ぎの意味合いもあり、賭事とは認められないと判断したと述べています。少額かどうかは、個人の受け取り方かもしれませんが、私は、NPBの判断や、読売巨人軍の解釈には疑問があります。でも、いちばん言いたいのは、「なさけない!」と言うことです。

敗退行為、すなわち八百長の可能性は低いでしょう。これが始まった契機は、負けが続いたから、なんとか士気を高めるとの意図に出たものとされるからです。しかし、摘発された野球賭博とは異なり、現に試合する選手たちが賭けていたのです。もし、彼らが、もう自軍は勝ち続けてーー例えば既にリーグ優勝を決めた等ーー士気を高める必要はないときに、声出しをやる人間を陥れることはできます。


「あいつ、いつも儲けやがって」と反発して、わざと手を抜いて負けることはあるかもしれません。

と言うよりも、正に今私が例示したように、八百長なんかしなくても、したに違いないと疑惑が持たれる可能性があることでアウト!ではないでしょうか。また、確かに選手は、勝ちか負けかを選んでお金を出しているわけではないので、バクチのイメージは薄いかもしれません。ただ、お金を出した対象は、まさしく勝負の世界、偶然の事情により決まる性質のものです。


賭博罪が存在するのは、いたずらに射幸心を煽り、勤労の美風を失わしめ、国民の経済活動を損なう恐れがあるからだとされます。もしかすると、声出しを担当した選手は、ブロとしてのその試合でのプレーそのものよりも、そうやって声出しを上手くやってーー勝利に結びつけてーー十数万円を得ることに、気持ちが移る気配はないでしょうか。また選手たち、まさか負けても1.000円?と言う保険がある!とは思わないでしょうが。


それにしてもなさけない!。試合前に、ーー彼らにとっては、ーー小金を集めて気合を入れているなんて。賭博罪は、一時の娯楽に供するものについては成立しません。タバコ1本を賭けたような場合が例示されます。読売巨人軍は、今回発覚した声出しに関しては、選手が出した金額が少ないので、賭博罪の対象外であると言っています。千円出した、最大でも十数万円受け取れるだけだから構わないと言うことのようです。プロ野球としての問題の本質は、そんなところにあるのでしょうか?

読売巨人軍の選手たち、これから始まる試合に、お金を出し合っていたのです。球団が言うように、験担ぎだとしたら、そんなことしか思いつかなかったことは、なさけないとは思えないのでしょうか。お金の計算とか集金なんて、いつどうやって行われていたのでしょう。子どもたちに夢を売る仕事なんて私は言いませんが、これがプロ野球選手のやることなんでしょうかね。1.000円貰ったから負けてもいいやにならないとも限らないと思います。まあ、1.000円が大事なのは、私くらいの経済力の者だけかもしれませんが。

サッカーJリーグで、選手ではなく、サポーターの心ない行為で、あるチームが無観客試合を行ったことがあります。ある年のサッカーワールドカップアジア予選でも、ある国のサポーターが、不適切行為をしたため、その国のサッカー代表チームが、中立国での無観客試合を行ったこともありました。こちらは、選手ではなく、これを応援するファンの不適切行為が問題とされたものです。



プロ野球界は、自浄機能はないのでしょうか。ファンあってのブロではないのでしょうか?


私は、最高顧問の辞任は、目くらましとしか思えません。

もっとも、本当のところ、公営ギャンブルが存在することの意義つけは、私にはわからないのですが。

公共交通機関を利用する場合のマナーについて

2016年3月16日
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東京で生活していると、特に車を運転しない私は、電車等の公共交通機関を利用します。

 

よく、車内マナーが問われます。携帯電話での通話、大声でのおしゃべり•音楽視聴、化粧•飲食や席に荷物を置いたり、出入口に立ち止まる、座り込む等等あります。こんな迷惑行為をする人は、社会性公共性に欠けるわけですが、電車等の交通機関をいつも利用して慣れている、つまりなめているのだと思います。交通利用者として、迷惑非常識な行為となっていても、どーせ命とか安全には影響ないだろうと、たかをくくっているのです。

 

日常とは多少離れた交通機関を利用する場合は、いくらかマナー違反は減っていると思います。例えば、家族旅行で新幹線を利用することは、そんなに頻繁ではないのが、いかにアベノミクスが前進していると言われても、『消費』が活発化しない現状での一般家庭かと思います。新幹線等の車内で、子どもが騒いだり、走り回ることはあまり見かけません。家族、そして子どもも、日常ではない場面ゆえに、慣れがなくて、緊張感があるのだと感じます。 これが航空機だとどうでしょう。

 

昔フジテレビで放送された『北の国から』で、田中邦衛さん演じる 黒板五朗さんが、息子純の不祥事を詫びるため、かぼちゃを持って、東京に来たときのことです。仲間から、飛行機に入るときには靴を脱ぐと教えられーーからかわれーーた場面がありました。からかわれたのは、少しでも五郎さんの緊張を解こうとしたほのぼのとしたシーンでありました。今から10年くらい前でしょうか、私が福岡空港からの帰路、JALのクラスJに座っていて、搭乗機がボーディングブリッジから離れて動き出したとき、すなわち、トーイングカーが接続されて、この車両が、航空機を『プッシュバック』したそのとき、隣の席の高齢の男性から、「これ、後ろ向きで飛ぶんですか?」と尋ねられたことがありました。

その隣には、奥さんと思われる女性が居て、私の答えを真剣に待っている様子が、横目で見えまし た。「いいご夫婦だな」と思ったことを覚えています。真面目に生きて来られたことが、すぐにわかる実直な方たちでした。 しかし、このところ、ほのぼのでもなく、実直でもないおふざけとしか思えない航空機利用客のマナー?が立て続けに報道されています。いずれも日本国内の出来事ではありませんが、迷惑、危険この上ない行為です。

 

アメリカロサンゼルスの空港に着陸した航空機内で、女性客どおしが、つかみ合いの喧嘩をした様子が、動画等で流されています。理由は、機内のオーディオの音が煩いことだと言うものですが、機内の乗客は、音楽の音よりも、女性たちの乱闘騒ぎの音が煩いと表現されていました。まだ機体が静止する前のことだったようで、危険な行為です。 中国国内では、信じられない乗客の行為がありました。四川省成都からウイグル自治区ウルムチの空港に向かう中国南方航空機で、離陸を待つ機内で、乗客が、非常口ドアを開けてしまったのです。ドアを全開にしたこの乗客の男性、機内が蒸し暑かったので、窓?を開けたかったのだそうです。

 

離陸前でしたが、誰も止めなかったのでしょうかね。

 

客室乗務員から、緊急時以外には、絶対に非常用設備には手を触れないようにアナウンスがありますが、そんなこと言われなくても、航空機に乗る人なら、わかっていると思うのですが…。この航空機、1時間遅れで離陸したとのことですが、この程度?の影響に収まったのは、なんとかの幸いと言いたくなります。

 

エールフランス航空のトルコイスタンブールからフランスパリに向った機内から、乗客のスーツケースの中に、4歳の子どもが、『収納』されて『搭乗』していたことが発覚したと報じられています。スーツケースに子どもを隠して搭乗した女性は、ハイチから連れて来たこの4歳の女の子を養子にするため、イスタンブールに向かい、税関検査を通過しようとしたところ、この子の搭乗を拒否されたことから、手荷物として収納して、航空機に乗り込んだと言ったそうです。

 

国内線しか搭乗しない私ですが、以前お話したように、手荷物検査には、ビミョーな感じをづっと持ち続けていたので、なんで手荷物検査にひっかからなかったのか不思議です。昨年でしたか、9歳の少年が、スーツケースの中に隠れていたところを、スペイン当局の手荷物検査場のスキャナに『発見』されたことが報道されましたが、今回は、機内に入って、スーツケースから出して、この乗客の足元に毛布をかけて、『置いていた』のだそうです。

 

この子が、トイレに行きたいとなって、事実が発覚したと言うことです。フランス当局は、いったん身柄を拘束したこのフランス人女性を訴追しない方針と言われますが、刑事責任がどうこうよりも、『こんなこと!』が行われたことが、航空機の安全の観点から、とても気になるところで あります。 さて、日本では、女子高校生が、地下鉄の線路内に無断で立ち入り、電車のレールと、別の架設されている高圧の電流が流れている給電用レールの間を飛び跳ねている姿が動画とされて、『炎上』しております。

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そんな行為をすることも、これを動画にして発信することも全く理解できません。

 

通学にいつも利用する路線であるから、電車や電流に対する緊張感はないのでしょうかね。これはもう、マナーの範疇ではないと思います。 これら挙げた行為は、ひとつ間違えば、自分や他人の命を危険に晒す行為であり、迷惑行為では済まされません。航空機のドアが閉まれば、機内に居る人の目的は一致しています。

 

『この便で、安全に目的地までたどり着きたい』。

 

さて、そんなことを考えながら、『いつもの指定席』で、これから搭乗する航空機を眺め、機内に入って着席し、今日の安全を祈ってシートベルトをつける日常です。

明太子、餃子も、日本と大陸との歴史のひとつです。

2016年3月15日
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私が福岡市を、『アビスパ福岡』を語る上で、しばしば出てくる話として、『博多と明太子とふくや』の関係です。

福岡市博多区中州に本店がある明太子の老舗『ふくや』さん、初代川原敏夫氏は、日本にめんたいをもたらした方です。『ふくや』の店頭に初めて明太子が並んだのは、1949年(昭和24年)1月10日だったことから、日本では、1月10日が『明太子の日』とされていることは、この『ひとりごと』でもご案内しました。

川原敏夫氏は、朝鮮半島釜山から博多に引き上げた方ですが、釜山で食したスケトウダラ、これを明太すなわちミョンチと韓国では言うそうですが、これの唐辛子漬の味が忘れられず、自分を受け入れてくれた博多の人たちに味わってもらいたい思いから、福岡博多の、そして日本人に合った明太子を作ったのでした。

スケトウダラは、福岡沖では獲れません。私は、明太子が福岡の名産品になったわけは、長い間知りませんでした。要するに、川原敏夫氏が連れてきたのです。人により、人の動きによって、その街の名物が作られることは結構ありますね。宇都宮の餃子もそのひとつだと思います。先日宇都宮に行く用がありまして、餃子と⚪️⚪️⚪️をやりながら、パンフレットを見て、宇都宮と餃子の歴史を知りました。

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宇都宮の餃子の始まりは、戦前陸軍第14師団が、補充担任を宇都宮師管区として、昭和15年以降満州チチハルに進駐、戦後宇都宮の復員した将兵が、満州で食べた餃子の味を思い出して作るようになり、市民に溶け込んだのだそうです。宇都宮の気候は、餃子の原料となる小麦粉や白菜の生産に適していたことも、餃子の街となった一因と言われます。宇都宮と毎年『餃子日本一』の座を争う浜松市も事情は同じようです。こちらももと満州にいた復員兵が、市内で餃子の屋台を引いたのが最初と言われています。ただ、浜松市では、戦前より、市内の中国人が開いていた中華料理店では、既に焼き餃子が出ていたとの説もあり、宇都宮と浜松どちらが早いのかは別として、いずれも中国、満州がルーツだったことは間違いなさそうでです。

この例のように、人が物を運ぶ、美味しい物には国境はないことに気づきます。中華麺のイメージがあるラーメンですが、逆に日本から韓国にもたらされたとも言われているようです。なぜ朝鮮半島や旧満州の食べ物が日本にもたらされたのか、そこもまた『歴史』です。都合の悪い歴史は引き継がないのはアンフェアですね。まさしく美味しいとこ取りでしょう。
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ふくやの川原敏夫氏は、こんなことも仰っています。福岡博多は、何の縁もゆかりも無い自分を受け入れてくれた、そして、自分は、先の大戦で沖縄戦に駆り出され、多くの人間が死んでいくところを見てきた、自分は生かされた、朝鮮半島釜山でも、なんとか生き延びて、命からがら帰国できた、多くの人の生き死にを見て、多くの人に支えられて生きられた、そして博多の人は受け入れてくれた、だから感謝の気持ちを持って、精一杯美味しい明太子を食べていただきたいと言うのです。 日本と韓国、中国は、戦後友好を深めてまいりましたが、なお心底分かち合えないところがあるようです。ある内閣になってからは、特にそう感じますし、ネット上で見られる国民の意識からも、感じることがあります。そんなときは、明太子や餃子を思い出しましょう。美味しい餃子を食べながら、こんなことを宇都宮で考えております。

 

『季節の変わり目、皆様体調管理にお気をつけください』

2016年3月14日
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三寒四温と言う言葉は、冬場寒い日が3日続くと、4日暖かい日が続く、7日周期で寒暖が繰り返される現象を言います。

 

ただ、気象学的には、日本ではひと冬に1回あるかないかとされ、最近では冬ではなく、春先にこれに似た気候が見られると指摘されるようです。 私は、高校入試の4字熟語で、三寒四温を聞いたとき、3月は寒くて4月は温かいと言う意味かと思っていたのです。でも、最近の天候からすると、むしろ3月は、4日暖かい日が続いて、その後3日くらい寒さが戻る、こうして少しずつ春になって行くような意味に、三寒四温を使えばよいのにと感じます。

 

そんな気温の変化です。 先日東京都内や関東地方で、濃霧が発生しました。実はその前日の夜、最寄駅から帰宅する際、辺り一面が凄い霧になっていて、数十mしか視界が効かない状態に驚きました。私の家は、多摩地区にあり、都心はなんでもないのに、ひと冬に数回積雪に見舞われるようなところにあります。

 

そしたら翌朝、霧は、都心部を包み込んだのでした。これは、前夜の雨で湿度が上がった後、放射冷却で気温が下がったため発生したもやであり霧なのだそうです。こんな朝は、概してその後気温が上昇するのです。この霧の影響で、羽田空港は視界不良となって、航空機が離発着できない時間帯が発生し、欠航遅延でダイヤが乱れたと報道されておりました。

 

それにしても、この濃霧の日まで、都内は暖かったこと、なんと東京では50年ぶりに、連続15℃超えの日が6日に達したそうです。午後には20℃を超えて、4月下旬並みの温度でした。ところが翌日には、寒気が南下して、都心の最高気温は8℃も下がり、その後も午後そして夜に向かうほど、温度は下がったのです。さらに数日は、最高気温は10℃に達しないと予想されています。この時期は気温の上げ下げと、これに関連して発生する濃霧、その直後の『快晴』に注意を要します。

 

特に今年は、全国的に気温が高く、そのため急に寒さが戻ると、暴風雪とか強風波浪等への備えが後手になり、少なくない被害が出たと感じられます。 過去東京では、これに似た年がありました。この『ひとりごと』でも触れましたが、昭和41年3月5日のことです。この前日3月4日は、夕刻から霧が立ち込め、夜になるとほとんど視界がなくなるような状態となったのですが、午後8時を過ぎたときに、羽田空港に着陸を試みたカナダ太平洋航空のDC8型機が、視界不良により空港前の進入灯に接触して大破炎上し、多くの死傷者が出た事故が起きました。

 

そしてこの霧の後は、気温がどんどん上がり、翌日5日は、東京都心はなんと21.6℃となり快晴、そして羽田空港を離陸したBOAC英国海外航空ボーイング707型機が、富士山麓で空中分解して墜落した事故が起きたのです。その翌日3月6日は、東京の最高気温は6.2℃であり、なんと前日差15.4℃であり、航空機事故の記憶とたもに、気象庁の記録となっているのです。

 

そして、あれから50年経過した平成28年3月の異常気象であります。 こんなふうに見てきますと、最近の寒暖差、それでも暖かい年にあたる今年の春は、緊張感を持たなければと感じます。ある占い師?によると、この春には、3.11に匹敵する震災が起こるなんて予言されているようです。

 

特に、先日新千歳空港で、負傷者が出る事故が起きたことでもあり、航空機をはじめとする交通機関のアクシデントが気になります。 春は、別れと巡り会いの季節です。

 

私自身も、繰り返しこの『ひとりごと』でもお話するとおり、昭和60年春に、人生をひっくり返すようなアクシデント、エピソード?がありました。気持ちを引き締めてやって行きたいと思っています。皆さん、体調管理にお気をつけください。