いつも、きさらぎ法律事務所弁護士福本悟の『よかとこ九州』をご覧いただき、今月は、『博多祇園山笠』にお付き合いくださり、誠に有難うございます。
7月15日午前4時59分の『追い山』を前に、先週末、福岡博多に行ってきました。
中州川端駅で下車し、上川端商店街に入り、飾り山笠2つを見学しました。
『博多祇園山笠のご案内です。』のルートがこれです。
『川端中央街』の飾り山は、『義経千本桜』を表に、『見返り』(『舁き山』では『見送り』)と呼ばれる後ろ側は、『ドラえもん』が、飾られております。
飾り山の後ろ側は、アニメや童話の世界をテーマにした飾りとなることが多いのです。
『走る飾り山笠』として知られる『上川端通』は、『博多風神雷神恵』が表で、後ろは、『忠勇士景清』です。
源平の合戦、戦国武将をテーマにした人形が多く見られます。平氏再興を願った平景清も、何回か飾り山に登場したと思います。登場人物によっては、いつも雨などのジンクスがあると聞きます。
いずれの山笠も、表が櫛田神社の方角へ向いて立っているのです。
このあたりは、法被姿の男性を、多く見掛けます。
また、浴衣姿の若い女性も多いですね。浴衣を販売する商店もあります。
山笠と、お盆の雰囲気でいっぱいです。
商店街のアーケードを出ると、左側は、櫛田神社の入口です。
櫛田神社の飾り山は、番外として、1年間展示されます。
今年は、『博多湾再興之礎』です。櫛田神社の飾り山は、福岡博多や九州の歴史,成り立ちや先人の努力等と、これらへの感謝をテーマとされることが、多いように思います。
山笠期間中は、櫛田神社では、参拝者に対しては、櫛田神社の神官が、御払いをしてくださるのです。
午後7時30分になろうとするのに、未だ暗くなりません。
西流れの男衆が、「オッショイ」「オイサ」とやって来ました。
無理をお願いして、櫛田神社の『叶うお守り』を持ち帰りました。
外は、法被と締め込み姿の人・人・人でした。
『馳走屋 黒川』さんで、イカ・うにを食べ、天神に向いました。やりいかも、唐津のうにも、今が旬です。
イカ(『馳走屋 黒川』)
イカは、後作りの天ぷらが、また楽しみですね。
イカについてのお話は、『行かなければ呼子,イカなければ福岡』も、併せてご覧ください。
これもご案内のとおり、祇園町バス停から、天神まで、100円で行くことができます。
天神バスセンター前で下車し、ソラリアプラザに立ち寄ります。
ソラリアの飾り山は、建物内にあって、九州内の出来事,話題を扱った飾り山が登場します。
今年は、『水郷柳川文化薫』で、見返りは、『歴史誘日向宮崎』です。
室内なので、夜の照明の関係なのか、ピカピカ光っている感じでした。
こうして、ホテルにチェックインし、天神の屋台に繰り出し、いつもながらの福岡を、満喫いたしました。
翌朝は、渡辺通1丁目にある『決闘巌流島』の飾り山を見て、柳橋連合市場に立ち寄りました。
当然『唐津のうに』が目当てです(『○○前線北上中。』)。
この日、『エコちかきっぷ』が役立ちました(『5月,福岡市内は活気づきます。』)。
柳橋では、『あぶってかも』をゲットできなかったので、少し時期がずれましたが、うにと一緒に、『赤ムツ』を持ち帰りました(『あら,大目にあぶってかも』『これも鯛?あれも鯛?皆よかたい』)。
それと、山笠期間中の縁起物としては、『祇園まんじゅう』を忘れてはなりません。
これは、以前ご紹介した追い山『廻り止め』横に店舗を構える石村萬盛堂さんの品物です(『私の博多祇園山笠です。』)。
全て手作り,添加物なしで、一つ一つを、その日櫛田神社に奉納後、販売されるもので、日持ちしない、貴重なおまんじゅうです。
福岡空港に特売店が出ており、これを買って、帰京しました。
追い山に心を残しながら、2010年ひと足早い、福本悟の山笠が終りました。