新年あけましておめでとうございます。
2015年(平成27年)が動き出しました。
今年は、わたくし福本悟にとっては、大学卒業35年、弁護士登録30年、きさらぎ法律事務所を開設して20年を経過した年に当たります。そして、日本の戦後70年の節目の年でもあります。
よく『五十日』と言う言葉が使われます。もともとは、京都にある寺院の祭日に当たる5日に、講の賭け取りを行うとうまくお金が集まるとの謂れから、取引の決済、お金の集金は5日か10日に行われる慣習が培われたもので、5日、10日、15日、20日、25日、そして月末は、特に銀行は混雑しますね。
私も、この良い数字が並んだ本年は、多くの方々が、きさらぎ法律事務所にお集まりになり、いろいろなお話をしながら、自ら学びつつ、ここをお訪ねになる方々のサポートができればと念じるものでございます。
このところ思うのは、どんなに説明し、ご説得しても、意を決して法律事務所をお訪ねいただいた方々に対し、その悩み・辛さを取り除いて、安心・平穏・無事を齎すことは、なかなか難しいということであります。時として、十分ご納得いただいたと思ってしまって、自己満足に陥る危惧もあります。
今年のNHK大河ドラマは、『花燃ゆ』です。この女性主人公杉文の兄吉田松陰の有名な言葉として、「至誠にして動かざる者は、未だ之あらざるなり」があります。
吉田松陰を尊敬する山口県出身の安倍晋三内閣総理大臣も、これを座右の銘とされています。法律問題を抱え、私どもと邂逅する方々に対して、まだ理解を得ることが叶わず、安心・平穏を差し上げられないとするならば、それは私どもの誠意が足りないことだということです。
もともとは、孟子の言葉とされるこの言葉を大切にした吉田松陰は、必ず自分の真心、誠意は天に届くとの信念がありました。そして、松陰亡き後、弟子たちにより、時代は動いたものです。
不肖私めも、司法修習生になったとき、また結婚したとき、その節目節目にあたり、吉田松陰に学ぶことを誓い立てしてまいりました。決して今をときめく安倍晋三氏の真似っこではありません。
国民から大きな信頼を得て、昨年末、新たな進路をきった安倍晋三内閣総理大臣にはとうてい及びもしませんが、誠意と真心を尽くした先人に学び、初心を忘れず、2015年も執務しなければならないと思っております。
今年もよろしくお願いいたします。

