日本人は温泉が大好きです。この日本の文化に触れたい外国人観光客の約半数の方が、行きたい場所は温泉と答えております。 古来湯治の言葉があったように、何処か痛めた、疲れたとき等、温浴施設に行く声が聞かれます。スポーツの後、汗を流すにも良いですね。それと、なんと言っても、風呂上がりのビールです。 さて、ミシュランガイドでも知られる高尾山は、紅葉の真っ盛りですが、これに合わせたように、『高尾山温泉』が開業しました。 高尾山に行くには、京王線新宿駅から高尾山口駅まで乗車するのですが、京王電鉄では、全車両緑色の高尾山温泉号が走ったり、新宿駅で、高尾山温泉の混雑状況を知られるサービス等を始めました。 最近都内では、温泉が湧き出たと言う話題がよく聞かれます。 特に都内多摩地区、川崎市や横浜市北部では、天然温泉が幾つも発見され、日帰り温浴施設が開業しています。この地域、人口が増えておりますから、家族揃って余暇にも温浴施設が利用されるようです。 いつかスカイマークに関する話題で、この『ひとりごと』にも書きましたが、私が住む自治体にも、天然温泉の日帰り温浴施設があります。あまり近いので、行ったことはなかったのですが、なんとこのところ腰を悪くして、歩くと痛いので、整形のリハビリテーションでも上手くいかず、土曜日夜、この温浴施設に行ってきました。 ここは、地下1.700mから湧き出た温泉で、源泉掛け流しの露天岩風呂や、循環式の天然温泉の内風呂、そして全館ナノ水を使った温浴施設となっております。温泉の性質は、ナトリウム、炭酸水素•塩化物温泉です。黒い色をしているのは、北海道を思い出しますが、以前の『ひとりごと』で紹介したとおり、ーーもっとも、そのとき紹介したのは、スカイマークのCAさんでしたが、ーーナノ水が使用されていることが特徴でもあります。ナノ水とは、1m10億分の1の世界と言われるナノレベルの波長で.水分振動しているきめ細かな水ことです。水の粒子が細かいので体に浸透しやすく、湯冷めしにくく、飲むと柔らかくて美味しい水と言われています。 でも、入館者の多くは、娯楽レジャー気分で温泉を楽しんでいると思われるのに、腰が悪いとか、『湯治』とか…。情けないですね。 こんな多摩の外れにも、なお、外国人の方がおられました。温泉の利用は様々、娯楽でも湯治でも、はたまた医療機関の治療では効果がなかったからとして、いらっしゃる方もおられます。私の知り合いで、ある部位のガンを患った方が、⚪️⚪️県にある⚪️⚪️温泉の岩盤浴に10日ほど籠って生活したところ、きれいにガンは消えた例を知っています。話によると、数日は、体に黒々とした斑点のようなものが現れ、これがきれいに無くなるのだそうです。 これを聞いた後、私は、温泉の効能を気にかけています。 でも、まだ若いと思っていたのに、腰や首が悪いなんて情けないですね。果たして、地元の温泉に行ったくらいで治癒する腰や足の痛みなら、笑い話ですみます。 温泉に通うこと、これは良いことなのか悩む歳になってしまったと言うことです。温泉に関するひとりごとではなく、更年期?の男のボヤキといえましょうか?