福岡博多の屋台のおはなし(4)

2011年6月28日
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福岡博多の屋台のおはなしにお付き合いくださり、有難うございます。

さて、さっそくですが、博多の屋台が、日本国中のあちこちに見られる屋台と比べて、はっきり違うことがあります。

それは、『料理のメニューが豊富』ということです。

今でも都内では、ラーメン屋台の類は見られます。

しかし、博多の屋台では、ラーメンとおでんだけではなく、多種多様の料理が楽しめます。

以前、福博屋台の三種の神器は、『ラーメン』『おでん』『焼とり』と、申し上げました。

これは、ほとんどの屋台で見られるからです。

ラーメンは、各屋台の個性が、最も表れるものだと思います。

最近は、トンコツに限らない、ユニークなラーメンが、出現してもおります。

おでんは、博多風うす味ですが、牛すじが入って、コクのあるダシになっています。

おでんのネタとして、大抵その屋台の『手作りの一品』があります。

焼とりは、『鳥』だけではありません。

初めて福岡に行って、屋台に入ったとき、『焼とり』は、関東人の常識を覆すものでした。

豚バラ,牛タン等の肉系,しいたけ,ぎんなん等の野菜類があるのは、まだ驚きませんが、イカ,エビは珍しくなく、冬のタイラギ(貝柱),夏のアゲマキには驚きました。

福岡近海で獲れた魚貝まで、楽しめるのです。

『三種の神器』以外に、どのようなものがあるかと言うと…

屋台の看板メニューとされる料理があります。

ギョウザ,ホルモン,天ぷら等が、その例です。

料理のジャンルもまちまちです。

中華中心の屋台,フレンチ,イタリアン等の欧風屋台,エスニックから屋台バー,料亭と見間違えるような和食を提供する屋台もあります。

好みは人それぞれですが、やはり、かしこまらず、雑多な、混沌とした元気いっぱいのオーソドックスが良いですね。

オーソドックス系(これは、私が、いま勝手に付けた名称です)では、鉄板(フライパン)を使う屋台が多いです。

そして、ほとんどの屋台が、『三種の神器』を備えています。

キムチを使うアラカルト、 牛すじを煮込んだどて焼や、もつ鍋,お好み焼,その他諸々です。

入った屋台では、大将にお勧めを聞くと良いと思います。

もっとも、大抵の大将は、「うちはなんでん美味しかけん、わからん」と応えるような気がします。

福岡博多の屋台のおはなし(3)でご説明したような事情で、福博の屋台は、減り続けています。

福岡に行くと、『新しい屋台情報』を求めて、屋台本を探し歩いたものでした。

『屋台はどこにあるのか?』『場所によって特徴があるのか?』については、次回にお話しいたします。

こまちっ子は、いつでもみんな仲良しです。

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こまちが産んだ5頭のこまちっ子は、いよいよ新しい家族のもとに巣立つときがまいりました。
最近は、何組かにわかれて、近くの公園に行きます。


長男

長女

みんなお散歩が大好きです。


二男・三女

長女・長男

とても仲良しです。


こまち・三女
こまち・二男・三女

こまちも一緒です。


二女・三女

こまちっ子1

気持ちが良くて、眠たくなります。


こまちっ子2

こまちっ子3

カメラ目線も覚えました。


こまち
これからも、こまちに会いに、こまちの部屋に来てください。

福岡博多の屋台のおはなし(3)

2011年6月24日
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面積340平方キロメートル,人口144万人で、都心までわずか10分,おそらく、世界一街の中に位置する空港と、16年連続『外国航路旅客者数日本一』の港を持つ国際都市福岡,この町の中心地に、日没とともに開店するのが、名物『博多の屋台』です。

博多の屋台の歴史は、長浜ラーメンとともに始まったと言われています。

昭和30年代に、中央区長浜に魚市場が移転し、ここで働く人のために、細麺と替玉を特徴とする豚骨ラーメンが屋台で提供されたことから、『長浜ラーメン』,『豚骨ラーメン』と称され、移動式屋台となって、博多の街中に広まったとされます。

都市化が進み、道路を占有する屋台は、行政,そして、市民から、批判の的とされるようになりました。

しかし、県議会は、屋台を残す方針で、当時の厚生省と交渉し、営業許可,ついで、道路使用許可を受け、博多の屋台は、存続することになりました。

屋台は、臭い,不衛生,景観を害す,公共の場をタダ同然で使っている等々の意見もまた然りで、現在は、『一代限り』の条件のもと、最盛期の3分の1程度の数(大体150軒くらい)が残り、いまなお愛され続けているのです。

では、屋台の魅力はなんでしょう。

寂しいとき、辛いとき、一杯やるのもよし,解放された屋台で、夜風に吹かれながら人生を語り合うのもよし,個性的な大将と、名物料理を味わうのもよし,屋台は、誰でも受け容れてもらえる,ひとつの公共の場ではないでしょうか。

そして、屋台では、ときに隣に座った人が有名人だったりします。

タレントさん,スポーツ選手等に、行きつけの屋台があると言われます。

屋台で知り合って結婚したカップルもありました。

学生のころ通い、転勤等でまた通い、そして、自分の子どもを連れて通う長年の常連さんもおられます。

屋台には、人生そのものが凝縮されていると言っても良いでしょう。

福博の屋台の特徴,「どこに行けば良いの?」は、次回以降にご説明いたします。


屋台(福岡市提供)

6月,今年も博多祇園山笠が動き出しました。

2011年6月20日
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福岡博多が最も暑く(熱く)なるのは、

ソフトバンクホークスが優勝したとき

連敗中のアビスパ福岡が勝利をつかんだとき

九州場所で魁皇関の勇姿が見られたとき

GW中、人出日本一の博多どんたくがフィナーレとなったとき



博多もんは、「山が動いたとき」,つまり、「7月15日早朝の『追い山』を迎えるとき」と答えるでしょう。

博多祇園山笠については、昨年7月『福岡を心から愛する東京人』福本悟流のご説明ご案内を、『よかとこ九州』に掲載いたしました(『博多祇園山笠のお話です。』等参照)。

山笠期間は、7月1日から7月15日までです。

ただし、6月に入ると、法被の着用が認められ、舁き山,飾り山の標題が発表されます。

また、各流れでは、山の組立て,棒洗いが始まります。

今年の一番山,すなわち、7月15日午前4時59分に櫛田入りを果たすのは、西流であることも、博多祇園山笠振興会総会で確認されました。

今年は、山笠発祥から770年の節目に当たるそうです。

ぜひ今年は、追い山を見学したいと思っています。

5月,東京福岡県人会総会が開かれました。

2011年5月31日
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去る5月26日、平成23年度東京福岡県人会の総会,懇親会が開かれました。

福岡県を愛し、その発展を心から願う者と認められて入会を許された福本悟は、福岡県人会規約に従い、あらゆる機会に、福岡県をPRし、絆を深めるお約束を果たすべく、今年も参加・出席いたしました。

平成23年3月末時点の東京福岡県人会の会員数は、906名です。

小川洋福岡県知事をはじめ、多くの御来賓を招いて、盛大に、楽しく、福岡,そして九州を語る場となりました。


県人会写真


冊子

日本とアジアを繋ぐゲートウェイ,いつも熱く、人に優しい福岡県は、今こそこぞって、日本中に元気と明るさを発進しようと決意が表明された場でもありました。

この余韻も冷めやらぬ5月末まで、池袋の東武百貨店で、『大福岡展』が開催されております。

また、本年9月29日には、東京福岡県人会創立60周年記念会が、福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長王貞治氏らを招いて、椿山荘にて開催される予定です。


東武百貨店大福岡展


60周年記念総会チラシ

久し振りに、九州福岡に触れ、嬉しいお土産も貰いました。


お土産

「また明日から頑張ろう」と、決意を新たにしたものでした。