2011年も、きさらぎ法律事務所『よかとこ九州』をよろしくお願いいたします。

2011年2月3日
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明けましておめでとうございます。

年末から、西高東低の冬型気圧配置が続き、『あったか九州』でも、降雪が続きました。

強烈な西風,いわゆる『ジェット気流』が吹き荒れ、この冬は、特に九州に向かう航空機の飛行時間が、長くなっているようです(『6月,九州は潤い輝きます。』)。

新年、1月と言えば、日本人は、『初詣』が習慣かと思います。

神社,仏閣等は、1年のうちで最も賑わいを見せていることでしょう。

九州の初詣の人出ナンバーワンは、『大宰府天満宮』です。

『東風吹かば、にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』

平安時代前期、豊かな学才を備え、優れた政治家であった菅原道真公を祭神とする太宰府天満宮には、受験シーズンの時期、多くの人が、『学問の神様』に祈願に参ります。

『太宰府』には、福岡天神から、西鉄電車を利用して20~30分で到着します。

さて、福本悟の今年の九州での初詣は、博多の総鎮守『櫛田神社』です。


櫛田神社正門


櫛田神社社殿

元気の良い、のぼせもんが多い博多っ子が詣でる櫛田神社は、『商売繁盛』を願う人が集まります。

今年も、きさらぎ法律事務所が、皆様に九州をお伝えし、九州を好きになっていただくため、『事業隆盛』と、『家内安全』を祈願してまいりました。


櫛田神社お札

九州から持ち帰った今年のお土産第1号は、『献上』です。

以前お話した『追い山のゴール』(廻り止め)横に店舗を構える『石村萬盛堂』さんの御品です。
 『香椎江に 田鶴なきわたる 志賀の浦に 沖つ白波 たちしくらしも』

(万葉集『よみ人知らず』)

明治の代より、新生福岡博多を代表する和菓子として愛され、振る舞われた『鶴乃子』。


献上

昭和天皇も御愛用された銘菓は、皇室・宮家御用達となり、その献上品と同じ製法で、特別に作られたのが、『献上』です。

ぜひとも、大切な方にお届けしたい逸品です。

石村萬盛堂さんは、『ホワイトデー』,『山笠』の時期にも、お世話になった方も多いと思います(『私の博多祇園山笠です。』『博多祇園山笠に、行ってきました。』)。

福岡での日課である柳橋や、西新に行くには、『地下鉄1日乗車券』が便利です(『5月,福岡市内は活気づきます。』)。


ノーマイカー切符


西鉄グランドホテル

福岡空港と博多・天神間は、片道250円ですから、有効に使いましょう。

本年第1号の九州鮮魚としては、岩田屋さんに出ていた,未だ成育途中の玄界灘の『うに』にしました。

『赤なまこ』をさばいてもらい、『さば』は生を持ち帰って、『ごまさば』にしました。


玄界地物のウニ

冬の玄界に感謝!!  今年もワクワクした気分にさせてくれる九州福岡の一日でした。


博多湾
糸島半島から福岡タワー,ヤフードームを臨む


スカイマーク福岡行


スカイマーク東京行

12月,九州は、冬を迎えます。

2010年12月25日
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先日、北部九州の市街地は、積雪に見舞われました。

強烈な西風が吹き始め、東京から九州へ向かう飛行機は、余計に時間が掛かる時期に入りました。

大相撲九州場所を経て、福岡国際マラソンも終了すると、いよいよ九州も、冬支度,また、お正月に向けた準備が始まります。

我が家の『お雑煮』は、『ぶり』,『あご』,『かつお菜』のすまし汁,つまり、『福岡流』です。

この時期、柳橋や西新から、材料を送ってもらいます。

九州で、『冬の魚』といえば、『ふぐ』,『あら』,そして、『さば』です。

『ふぐ』,『あら』は、言わずと知れた高級食材ですが、『さば』は、『ゴマサバ』以上に、この時期、対馬周辺で獲れた鮮度抜群の『さばのあぶり』が絶品です。

一方で、地物の『うに』は、成育途中の『幼子』で、ほとんど目にすることができません。

有明海では、夏の『あげまき』に代わって、『タイラギ』が出荷されたものでした。

諫早湾の水門閉め問題の帰趨が、とても気になるところです。

さて、本年は、『よかとこ九州』にお付き合いくださり、誠に有難うございました。

魚の話から、歴史の話,さらには、福本悟の思い出等々、取りとめもなく、思いつくままのご案内となり、お見苦しかったことかと拝します。

ただ、九州をとても大切に思う気持ちは、本物です。

いつも、九州から力をもらい、守られております。


叶守


雷山

来年も、気の向くまま、思いつくまま、時間があるときに、『よかとこ九州』を更新いたします。

そして、『九州ファン』の皆様とともに、歩んでいきたいと念じます。

よいお年をお迎えください。

アビスパ福岡は、来季J1で闘います。

2010年12月24日
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プロ野球パリーグ『福岡ソフトバンクホークス』は、2010年パリーグ優勝を果たしました。


提供:福岡市
上空から撮影されたヤフードーム

そして、福岡市をホームタウンとするサッカーJリーグ2部に所属する『アビスパ福岡』は、今季J2 に属する19チーム中3位となり、『3位以内』の規定をクリアし、見事、来季のJ1への昇格を果たしました。

九州には、『ギラバンツ北九州』,『サガン鳥栖』,『ロアッソ熊本』,『大分トリニータ』と、『アビスパ福岡』の5つのプロサッカーチームがありますが、昨年、『大分トリニータ』がJ2に降格したため、J1チームが存在しない状態でした。


提供:福岡市
アビスパ福岡のホームスタジアム
『レベルファイブスタジアム』
(右は福岡空港滑走路)  

そんな中、J1から降格して7位,8位,11位と、心ならずも低迷していた『アビスパ福岡』は、前評判を覆し、今季リーグ戦で3位となり、2011年度、J1に復帰することになりました。

『アビスパ福岡』は、久藤清一選手,城後寿選手,田中佑昌選手ら、地元福岡出身者が多く所属しますが、今年は、中町公祐選手,末吉隼也選手ら、新人も、余すところなく力を発揮し、予算が少ない中、抜群のチームワークをもって、アビスパ福岡は、外国人選手なしでの初めてのJ1昇格を成し遂げたのです。

チームは若く、厳しい中にも、はつらつとした姿を見ることができました。


ユニフォーム表


ユニフォーム裏

さて、もう1つ、アビスパ福岡は、現在、サッカー天皇杯のベスト8に進出しており、今年のサッカーは、未だ終了していないのです。

J2チームで、唯一ベスト8に残ったアビスパ福岡の闘いは、続きます。

来る12月25日(土)15時より、熊谷陸上競技場で、天皇杯ベスト4をかけて、くしくもJ1 16位となり、来季、J2でプレーする『FC東京』との対戦が決まっております。

天皇杯が終了すると、本年度のアビスパ福岡の公式戦は、終了いたします。

アビスパ福岡を支えた久藤清一選手や、大久保哲哉選手ら、今季をもって、アビスパ福岡を退団する選手の最後の勇姿を見る機会でもあります。

関東周辺の『九州,福岡大好き』の皆様,クリスマスは熊谷に行きましょう!

寒い社会,厳しい経済の中、今九州に、ホットな話題を提供する『アビスパ福岡』に、九州に思いを寄せる皆様より、心からの応援をお願いいたします。

来年2011年も、九州スポーツ界が、熱くなり、ファンに元気を与えてもらえるよう、期待したいものです。


サポーター用(12番)

九州,福岡の嬉しい話題,アビスパ福岡 J1 昇格のお知らせでした。

パワースポット 福岡,東京

2010年12月15日
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前回の『よかとこ九州』では、大分県の北西部にあり、福岡県に接する日田市について、ご紹介しました(『たけだ,ひた,おおいたは、春も秋も人々を魅了します。』)。

この日田市を含む耶馬日田英彦山国定公園の中心をなす、福岡県添田町を行政区域とする『英彦山』は、標高1199mの日本百景・日本二百名山の一つであり、羽黒山・熊野大峰山とともに、『日本三大修験山』に数えられる九州有数の霊場であります。

そして今、高千穂,阿蘇と並んで、『九州の代表的パワースポット』として、英彦山が注目されているそうです。

九州は、地形的にも山や谷、そして温泉が多く、天孫降臨の歴史のふるさと,日本神話にも登場する神秘があり、土地には、エネルギーが充満しているに違いありません。

英彦山の中腹には、天照大神の子,『天忍穂耳尊』を祀る英彦山神宮殿があり、往時には、この修験道場に、数千人の山伏が行き来したということです。

そして、英彦山は、パワースポットでもあり、福岡県内では、紅葉の名所として知られておりますが、冬には、30~40cmの積雪を記録することもあるのです。

最近、『東京福岡県人会』が発行した小冊子の表紙を、雪の英彦山が飾っておりました。


《『東京と福岡』2010年12月号
(福岡県人会)》

て、東京で、今人気のパワースポットといえば、高尾山です。

日本国中、世界からも、あのフランスの『ミシュラン』が選んだ三ツ星観光地として、多くの人が訪れます。

高尾山は、標高599m,ちょうど、英彦山の半分の高さです。

こちらは、明治の森高尾国定公園に指定され、神奈川県相模原市に近接します。

高尾山は、古くから信仰の霊山,修験道の霊場として、『薬王院』とともに歴史が刻まれてきました。

『高尾山薬王院有喜寺』は、今から約1200年前、高僧行基によって開山されました。

そう、『よかとこ九州』でご紹介した、日田市の『高塚さん』と似ていますね。

高尾山薬王院近くには、至るところに、パワースポットが紹介されています。

『願いがかなうわくぐり』,『開運ひっぱり蛸』等々,ご利益を頂ける場所があります。

きさらぎ法律事務所では、『ご浄塩』をいただいております。


《高尾山お塩》  


《薬王院》


《キップ》

そして、高尾山と言えば、東京では言わずと知れた紅葉の名所中の名所です。

紅葉シーズン中は、新宿から、最寄駅『高尾山口駅』を結ぶ京王帝都電鉄の車両は、割引キップを利用した登山服姿の人・人・人という『人の山』が見られます。

今年は、11月下旬が、高尾山の紅葉の見頃でした。

『よかとこ九州』でご紹介した北海道十勝岳温泉とは、1ヶ月半も時期が違うのです。

《高尾山の紅葉》

標高が、ちょうど英彦山の半分の高尾山,『三大修験山』と『三ツ星観光地』、なんだか兄弟のように親近感をおぼえ、ご案内いたしました。

たけだ,ひた,おおいたは、春も秋も人々を魅了します。

2010年11月9日
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前回の『よかとこ九州』では、大分県の南西部,熊本県に接する竹田市について、ご案内しました。

『春高楼の・・・』の竹田は、秋もまた素晴らしいことを知っていただけたかと存じます。

ところで、大分県の北西部,福岡県に接する行政区域は、日田市です。

日田では、毎年11月に、『日田天領まつり』が開催されます。

このとき、3万本の竹灯籠に蝋燭を入れて灯火する『千年あかり』もまた、大分の秋の風物詩です。

また、春の日田の『天領日田ひなまつり』も、見逃せません。

江戸時代、蝋燭で財をなした草野家のおひなさまは、必見です。

『3月,九州のおまつりは、色鮮やかです』でもご紹介しましたが、ぜひとも訪問したい土地です。

さて、久住が竹田市に属したように、平成の大合併で、日田市に属することになった町に、『天ケ瀬』があります。

天ケ瀬は、もともと川沿いにいくつも露天風呂が並ぶ、天ケ瀬温泉で有名な土地でした。

それと、日田市天瀬馬原には、『高塚さん』と親しまれる『高塚愛宕地蔵尊』があります。

今から約1200年前の聖武天皇時代、高僧行基が、この高塚の地を訪れた折、「人々の悩みを救う大権現様が出現される霊地に違いない」と予言され、地蔵菩薩を念じていると、樹木の中に、金色の光を放つ三個の玉を見たのです。

行基は、なお祈りを続け、樹木にあった宝珠を捧げて、ノミをもって、一体の地蔵菩薩を彫りました。

行基亡き後、この土地の人々の手で、地蔵菩薩を祀ったのが、『高塚愛宕地蔵尊』の始まりとされます。

『高塚さん』は、神仏混合の信仰施設で、病気平癒,学業成就,商売繁盛などの諸願成就のご利益があると評判になり、特に毎月『4』の日は、多くの参拝客が訪れます。

境内には、いくつもの地蔵があり、田村亮子氏(谷亮子氏)が奉納した地蔵様には、金メダルが掛けられていました。

これが、『高塚さん』でいいただいた熊手です。

『高塚さん』は、大分自動車道天瀬高塚インターチェンジに程近い山間にあり、福岡天神バスセンターから、湯布院又は特急大分行の高速バスに乗車すると、高速天瀬高塚バス停まで、1時間40分くらいで到着します。

ここから徒歩10分くらい、山を登ります。

なお、湯布院行きは、途中、福岡空港国内線ターミナルを経由しますので、福岡空港から乗車すると、高速天瀬高塚停留所まで、1時間少々の距離です。

厳しい社会情勢の中、『神頼み』『仏頼み』に流れるところですが、歴史と観光を兼ねて、福岡から近い山間の小京都といわれる日田にも、ぜひ足を運んでいただければと思います。