子どものころ知った雨の前兆と、最近の自然界の異変?に関して

2016年6月21日
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6月は梅雨の真っ只中、雨が多いのは不思議ではありません。

ただ、熊本地震の後も、熊本・大分では余震が続き、関東地方でも、震度4クラスの地震は度々発生しています。先日気象庁から、今後何年間で、震度6以上の地震発生確率全国マップなるものが発表されましたが、その直後に、ほとんどゼロに近いとされた北海道渡島半島付近を震源とする震源6弱の地震が発生しました。そしてここ数日、九州地方を中心に大雨となり、他方、岩手県奥州市では、竜巻が観測されたと報道されていました。


年々暑さが酷くなったと感じませんか。これは地球温暖化と言えばまあ、聞こえは悪くありませんが、二酸化炭素の排出量が増え、大気も汚染されるなど、環境の変化によるものと言わなければならないでしょう。

沖縄奄美地方では、梅雨明けしたとされますが、もはや沖縄地方が暑いと言うイメージあるでしょうか?真夏とされるときでも、沖縄地方が35℃を超えたと聞くことありますか。毎年埼玉、群馬、岐阜あたりでは40℃に達するかなんて報道があり、東京や大阪でも、35℃を超える日がありますね。特に都会では、人混みの中、カラッとした天候ではなく、ジメジメした蒸し暑さが特徴でしょう。


これからまた暑い夏がやってくると思うと、うんざりです。そして、それまでは、雨雨雨の日常でしょうか。

今日のニュース、街の声で、天災は公平ではないなんて言っている方がおりました。九州地方で降り続いた雨のため、熊本県内では、亡くなった方がおられます。先の地震で避難生活を余儀なくされた方々が、浸水した場所から離れるべく、ボートで搬送される姿が映し出されていました。熊本県内でも、宇土市や甲佐町では、1時間に122ミリとか150ミリと言う熊本県内では、過去最高の降雨量となったのです。

これは、国内の観測史上4番めの雨となるそうです。

地震で緩んだ地盤が心配です。先日、ようやく罹災証明を手にし、また、公営住宅への入居が始まったばかりのときに大雨です。さぞ落ち着かない日々を送られると思われます。また、交通網の寸断など起きて、災害救助、支援活動に支障が出ることも懸念されます。日本列島上空には、前線が停滞しており、しばらく大雨が続くと予想されます。雨は西日本から、近畿東海関東へと移る気配です。


大気が冷えてくると、大雨のほか雷、雹、竜巻なども発生しやすいので、街中を歩くときでも、急激な天候の変化には注意が必要となるでしょう。

6月だと言うのに、東京都の水瓶利根川水域のダムは、貯水量が低下するばかりで、取水制限がなされてました。首都圏の水不足が言われるたびに映し出される矢木沢ダム、なんと貯水率は11%、この夏どうなるんでしょうか。心配する関係者をよそ目に、ダムの中を、ツキノワグマが泳いでいる姿が目撃され、ネット上では、話題になっているようです。


秋田県鹿角市では、住民4人がクマに遭遇して亡くなったと報道されていて、神奈川県相模原市の市街地でもクマが現れたとのこと、この気候で、クマの生態にも、影響が現れたのでしょうか。

よく、大地震の前には、動物などが特異な活動をすると言われます。昔話で、ナマズが動くと地震になると言うアレですね。特にほとんど目にしない深海魚がたくさん現れるときが、その前兆とされます。例えば、リュウグウノツカイと言う深海魚、しばしば名を聞きます。



雨の前にはどんなことがありますか?「蛙が鳴くから帰ろう!」と子どものころ、言いませんでしたか。雨が降るから帰りなさいと言う意味でした。迷信?かと思いきや、まんざらそうでもないみたいです。この時期、都内でも、田舎の風景が残る私の家の近くでは、たんぼでは、カエルの大合唱が聞かれます。

梅雨時は、昔の古傷が痛むと言う人がおりますね。そうでなくても、雨が降り始めるころには、なんとなく怠い、不快感がしませんか?アレは、低気圧に関係するそうです。雨が降るとき、特に台風が近づくと、気圧が下がります。これは、よく航空機に乗る方ならお判りですが、気圧が低下すると、酸素濃度が低くなり、体内への酸素の吸収が少なくなることを意味します。やがて血圧が下がってきて、血行が悪くなります。そうすると、体の隅々までには、血液が循環しづらくなるので、怠さや関節の痛みとなって現れると言うメカニズムです。


カエルの習性も説明可能です。カエルは、水辺に居ることが多いです。つまり、湿度が低い場所を好むのです。雨が降るときは、湿度が下がります。水中に居なくても、ゾロゾロ出てくることがあるのです。私は、根っからの文系人間で、理科系は、からっきしダメです。


機械オンチは、ひどいものがあります。そんな私がなんで言えるのかですが、それは、ある年の梅雨時に搭乗した航空機にあった機内誌を目にしたからです。7月、博多祇園山笠が始まり、この時期毎年雨の福岡に行きます。この『ひとりごと』で、空港は雨が似合うなんて何回も言いましたか、毎年、6月7月に西日本に行くので、特にそんな感じを持っているのかもしれません。

地震の後、今度は大雨で辛い生活を強いられる九州地方、特に熊本大分県の皆様が、1日でも早く安心した日常を取り戻されることを願って、今日も、雨の都心を歩く1日が始まりました。さて今週から、航空機を利用して、雨の上を移動する日が続きます。


雨は、嫌なことを流してくれます。災害はお断りですが、私は、意外にも雨は嫌いではありません。皆さんの梅雨への思いはいかがでしょうか?