世の中には、本当の決まりごととは違うやり方が当たり前として通っていることがあります。
今日、ターミナル駅のエスカレーターの左側に立っておりましたら、右後方から、「先に進んでください!」と言う声が聞こえました。
東京では、エスカレーターの左側に立って、右側は、空けておく習慣があります。右側は、急いでいる人が歩く通路とされているからです。
『東京では』と断ったのは、関西、特に大阪では、右側に立つからです。
私は、大阪伊丹空港に到着したら、すぐに注意いたします。
でも、エスカレーターは、歩くものではありませんね。よく、エスカレーターでは、駆け上がらないでくださいと掲示など出ています。
左右両側とも、人が立っているのが本来のエスカレーターの利用の仕方です。 これは、勘違いから生じたのかもしれませんが、横断歩道で青信号が点滅すると、歩行者は、急いで走って渡ろうとします。
あれは、信号が点滅したら、もう歩行者は道路に入ってはいけませんの意味です。急いで渡れではありません。 今、沖縄県では、辺野古沖の埋め立て調査がおこなわれております。
沖縄県名護市長、沖縄県知事、そして、昨年12月の衆議院議員総選挙では、全て『反対派』が当選しました。しかし、国は、現地沖縄で何が起きていようとも、現地の意見、いわゆる民意と言われるものがどうであっても、米軍基地の辺野古沖移転は変えません。
反対派が抗議運動を行えば、公務執行妨害罪とかで、検挙されています。 公務って、なんでしょうかね。
公務員、国会議員であろうと、国務大臣であろうと、『民意』に従って仕事をするのではないのでしょうか?
沖縄県知事がした調査停止に対し、防衛省が異議を申し立てたところ、農林水産大臣が、防衛省の申し出を認めたそうです。
同じ政府の中でのやりとりで、そこでは沖縄県民の民意は関係ないようです。もし、沖縄県が、日本国から独立すると宣言したら、日本国政府は、いかがされるのでしょうか。