舛添要一東京都知事の行為は辞任に値しますが、この『舛添騒動』、何かおかしくありませんか。

2016年6月10日
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ここしばらく、どの報道、テレビや新聞、さらにネットを見ても、舛添要一東京都知事に関する話題、その不適切不相当な行為に対する怒り、テキトーな説明に対する追及、巷の「ヤメロー」の声ばかり見聞きします。

 

それはごもっとも、東京都民である私も、舛添要一氏を擁護できるところはなく、怒りはあります。

 

でも、チョットこの騒動、おかしくありませんか?

 

一連の騒動の初期のころ、公用車で湯河原に帰ったあたりの段階で、一部識者は、舛添バッシングが過熱する可能性と、今、国民が関心を持ってしかるべき事実が隠され、見えなくなること、特にそれがある方向を意識して、一気に進むことの危惧?を指摘していました。

 

しかし今は、そんな声も聞こえません。 遂に都議会与党の自民党公明党も、舛添要一東京都知事を批判するところとなりました。○○党顔負けの資料を取り揃えて、鋭く疑惑を追及しています。

 

でも、騒動の初期はそうではなかったでしょ。お金に纏わる疑惑は、国会議員につきもののような感がありますが、ちょうど都議会自民党が、舛添追及を決めた日に、自民党衆議院議員甘利明前内閣府特命担当大臣が、会見を開いて政界復帰?を果たしました。

 

また、『舛添疑惑』の報道とほぼ同じ時期に、東京オリンピック招致にあたって、当時のIOC、国際オリンピック委員会の一員で、国際陸連の会長を務めたこともある人物が関連する『ペーパーカンパニー』に対して、約2億2.000万円がJOC、日本オリンピック委員会の招致委員会より支払われている、JOCの会長が、契約書にサインしている事実が報道されていました。

 

既に退任した前東京都知事時代のことで、あまり問題にされる気配がありませんね。

 

私個人としては、こちらのほうが気になります。

 

前東京都知事が、やはりお金絡みの問題で、任期中に辞任して行われた東京都知事選挙、舛添要一氏を応援したのは誰でしたか。

 

安倍内閣総理大臣が、舛添要一候補者と手をつないで大衆に支持を訴えている姿、覚えています。まあ、衆議院議員総選挙の時の自民党のポスター、『ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。自民党!』と書いてあって、総裁の堂々たる顔写真が出ていたことも、「私は、ただの1回も、TPP反対といったことはない」と仰って、これまた『舛添疑惑』が報道され始めた時期に、国会で答弁されたご自身や自民党のかつての行動や発言、お忘れのようですから。

 

『行政府の長』自ら出向いて共に地方自治体の長の手を高く掲げて、舛添要一氏を応援したことは、もうお忘れでした。

 

そう言えば、一連の『舛添疑惑』、口火を切った週刊誌、どこでしたかね。

 

私は、東京都知事選挙で、舛添要一氏を支持しておりません。舛添要一氏を支持し、投票した方々は、「裏切られた」くらいのご感想と思われ、ずいぶん寛容なのですね。と言うよりも、私は、支持した人、投票した人は、相応の責任を自覚していただきたいと思います。

 

東京都知事選挙、国会議員の比例代表とは異なり、議員が辞職して、先の選挙で次点だった人が繰り上げ当選になる仕組みではありません。

 

舛添要一氏が辞任したら、改めて選挙が行われるのでしょう。そのとき、政府与党、都議会与党も、先の都知事選挙で、都民から舛添要一氏に次いで支持を受けた次点だった候補を応援するのではなく、改めてご自分の政策、主義主張に近い方を応援するのでしょう。

 

地方?まで、お金を使って『1強多弱』はご勘弁願いたいものです。舛添下ろしの始まりは、都議会与党、ある方向の意向がわかったから、ゴーサインが出たから、次の予定がわかったから……。と考えてしまいます。

 

甘利明元大臣が閣僚を辞任したときも、『任命責任』を問われませんでした。

であれば、一地方の舛添要一氏を支持した、まして投票したことくらいで、責任を問われるのは厳しすぎるでしょうね。

でも、私は、いつも美輪明宏さんの言葉を思い出します。

 

美輪明宏さん、2014年末の衆議院議員総選挙は、『消費税率アップを先延ばしして良いか』なんて、誰も意見を異にしない事柄が争点になるはずがなく、それは安倍内閣総理大臣がいちばん良く分かっている、要は集団的自衛権を確立し、安保法成立を目論むことなのだと当時から述べていました。

 

もちろん私も、それは分かっておりました。実際安倍氏だけではなく、朋友橋下徹まで、例の安保法案反対運動が盛り上がりを見せたとき、選挙で信任しておきながら、選挙以外で文句を言うのはおかしいとの論調でした。

 

なんで選挙民は、繰り返すのでしょうね。

 

美輪明宏さんは言われます。安倍さんも、石破さんも、麻生さんも、言い出しっぺの責任を取っていただいて、先ずはご自分が、年齢に関係なく鉄砲担いで鉄兜を被って第一線に出ていく、それからお子さんもお孫さんも兄弟も、娘さんのボーイフレンドも、全部連れ立つて第一線に一兵卒として出て行っていただく、その次は、安倍氏らに賛成した選挙民の方、ご自分が支持して選んだのだから、一家あげて出征してください。

 

私は、美輪明宏さんの意見に賛成します。

 

為政者は、決して責任を取らない、言い出しっぺは常に安全な場所に居る、今回の舛添騒動、誰が責任取るんですか。

 

ある意味辺野古沖移転問題で内閣総理大臣を辞任し、その次の選挙に立候補せず、政界から引退した鳩山由紀夫元首相は、潔いと思います。

その鳩山由紀夫氏、確かに宇宙人のようだとの比喩は当たらずとも遠からずと思いますが、

一私人となった鳩山由紀夫氏の言動を批判するよりも、『現役』の皆さん、舛添要一氏を批判できるのでしょうか。自分も騙されたと言われるのですか?

 

誤解して欲しくないのは、私は、舛添要一氏を支持しているわけでも、彼の行為が、辞任に値しないと考えているわけでもありません。

 

しかし、舛添要一氏を切って、少なくないお金をかけて選挙を行う意味あるの?です。

 

 

また同じこと繰り返されますよ。そして、支持した方々は、責任を取らないのです。

 

不信任を受けて議会を解散し、その後辞職したら、都議会議員選挙も行われます。

 

解散はなくなった模様で、この夏、衆議院議員総選挙、いわゆるダブル選挙はない見通しですから、選挙したくてウズウズしていた方は喜びますね。

以前某党は、国政の『ねじれ』を解消するなんて言っていました。

今の都議会と知事、ねじれていませんか?

都議会与党、そして舛添要一氏が以前所属した自民党、全く理屈が通らない態度だと考えます。

全国の『開かずの踏切』と認定された30箇所のうち、25箇所を占める鉄道を利用する者として。

2016年6月9日
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東京都内を管轄する裁判所は、東京地方裁判所ですが、23区と島嶼部を除く地域、いわゆる多摩地区を管轄するのは、東京地方裁判所立川支部です。

立川支部となったのは数年前で、それまでは、八王子支部でありました。この東京地方裁判所八王子支部、新宿から京王線の終点京王八王子駅のすぐ近くに位置しました。

ですから、事務所から八王子の裁判所に行くときは、京王線新宿駅を毎時0分、20分、40分に発車する特急電車で座って行くことができ、かつ、時間の計算が容易でした。京王線とは、東京の京と八王子の王を取った鉄道会社です。

その京王線、このところ何かと話題になっています。だいたいが列車遅延や運転見合わせの情報で、ネット社会では、批判、不満の対象とされております。
これは、鉄道利用者からの不満だけではありません。

京王線にはいわゆる『開かずの踏切』があまりにも多く、東京西部多摩地区、特に南北の道路事情を悪くしていると言われているのです。
地下駅である新宿駅を出た次の駅笹塚駅から、調布市の入口仙川駅までの間に存在する25の踏切は、全てがピーク時1時間に40分以上閉まっている開かずの踏切なのだそうです。

踏切が存在すると言うことは、線路が高架化地下化していないと言うことです。これと関連するのかどうかわかりませんが、踏切事故も多い気がします。
しばしば踏切内人立入とか安全確認等言って、電車が停止します。朝の新宿駅に、時刻表とおりの時刻に到着することはほとんどありません。
たまに予定とおりの時刻に到着すると、車掌さんから、「定時に到着しました。定時運行にご協力いただき、ありがとうございました。」のアナウンスがあるくらいです。
定時運航世界一を狙うJAL、ANAの機内放送ではありませんが。

国土交通省が今年発表した改正踏切道改良促進法に基づいて、国土交通省が指定した全国の改良すべき踏切57箇所のうち、『開かずの踏切』は、日本全国で30箇所だそうです。なんとその中の25箇所を、京王線が占めているのです。これを書いている今も、「踏切安全確認のため先行列車が停止しているため、遅れが発生しています。」のアナウンスが。京王線は、日本国中で、もっとも開かずの踏切が多い路線として、名を馳せていることになっているのです。

京王線のひとつ南側を走る小田急線、こちらも同様の問題があり、用地取得や環境問題等で訴訟も経験しましたが、梅ケ丘・和泉多摩川駅間の高架線による複々線化が完成しております。そしてあと数年で、代々木上原駅から、上り線に関しては、川崎市多摩区の向ヶ丘遊園駅までの高架線による複々線化が完成する予定です。

もちろん電車が通過する地域の環境、特に近隣住民の皆様の生活を考えれば、当然のように公共性を言うのはどうかとは思います。公共性って難しいですね。

東京都建設局と京王電鉄では、開かずの踏切対策として、笹塚仙川間の連続立体交差事業に着手しているそうです。そう言えば確かに沿線に、『高架化反対!』の看板を目にします。それが理由なのかどうかわかりませんが、京王線利用者として、全然工事?が進められている気配を感じることがありません。

そんな京王線、混雑、遅延対策に逆行するような政策をしていると思わざをえないのです。

アベノミクスの効果かどうかわかりませんが、都心部への人口増加現象が見られます。リッチな高層マンションがそれです。多摩地区は、高齢化が進んでいると言われますが、都心に近い調布市ではなお人口増加が続いていて、その手前、世田谷区の烏山あたりも人気のエリアだそうです。

これが影響したのかどうかわかりませんが、準特急が千歳烏山駅に、区間急行が仙川駅に停車するようになり、さらに乗降時間がかかり、返ってホーム内も混雑して、慢性的な遅れを齎し、安全面でも危惧される状況です。にも関わらず、今度は、座席定員制の通勤特急を運行させるとも発表されていて、いったいどこに目つけ、何をしようとしているのかわかりかねるのです。

東京都にも、京王電鉄にも何か思うところはあるのでしょう。

でも、利用者には見えてまいりません。鉄道は、公共交通機関であり、便利を求めらますが、安全は、その大前提です。

踏切が多いことや、列車遅延による異様な混雑等は、利用者や電車運行に関わる人の精神衛生も含めた安全面も危惧されます。

開かずの踏切だけが問題ではないと思いますが、多くの利用者が、1日の始まりとなる通勤が、少しでも気持ち良く過ごせるように、対策を考えていただきたいと思っています。

 

沖縄県議会議員選挙の結果に関する報道に寄せて。

2016年6月8日

参議院議員通常選挙の前哨戦と言われた沖縄県議会議員選挙が行われ、定数48のうち、与党が、前回選挙時の議席より3人増やして27議席となり、過半数を占めました。

 

もう、『与党』なる言葉に慣れ、ある意味諦めムードもある本土で暮らす人間は、「またか?」と感じたかもしれません。

 

「チョット待った!」沖縄県ですよ。

 

沖縄県で与党と言うのは、翁長雄志知事の県政を支える側を意味します。元自民党員だった翁長雄志氏、普天間飛行場の辺野古沖移転問題を契機に、本土の政権与党とは、反対の立場におられます。

 

辺野古沖移転絶対反対派が、沖縄県県議会で勢力を伸ばしたのです。 日本国土の1%にも満たない土地に、日本に駐留する75%ものアメリカ軍基地がある沖縄県、基地やアメリカ軍関係者に対する良い感情を持てないとしても、本土の人間が非難することができるでしょうか?

 

自分の街に突如基地が出来たら……。

 

素直に『日米同盟』だなんて言って、喜べますか?沖縄で行われる選挙のたび、沖縄の経済振興策が政権与党から持ち出されるのは、もう飽き飽きしたのではないでしょうか。

 

基地があってもなくても地方創生、地方に活力をではないのですか。多くの国民が生活は楽ではなく、まして自分の老後や将来の付け回しに不安を感じている中、いつも沖縄県が、所得最低の統計があります。その振興策にしても、基地を前提とした、基地に依存する政策ではなかったですか。

政府を讃える大手新聞社は、『翁長知事の喧伝』と書いた箇所がありました。

 

沖縄県うるま市の20代の女性が、元アメリカ軍海兵隊員で、現在基地内で働く軍属のアメリカ人男性が関与した事件で亡くなった事件に絡んで、翁長雄志氏が、この県議会議員選挙期間中に、献花に訪れたと言うのです。それを言うなら、サミット直前の最悪の時期に……と言って憚らない方々、帰りの航空機の時間をしきりに気にするご多忙の中、わざわざ被害者の告別式に参列して、列に並ばずに黙祷し、ついでに、米軍基地関係幹部に遺憾の意を表明した担当大臣、熊本地震が大震災であったことに最近気づいた安倍晋三内閣総理大臣、衆議院北海道5区補欠選挙の選挙期間の最終日に、わざわざ熊本県入りして膝をついて被災者の手を握って激励する等、これらは宣伝でもなければ喧伝でもないのでしょうか。この新聞社、参議院議員通常選挙沖縄選挙区、相当な『逆風』になるのに、未だ公明党沖縄県連が、『中立』の立場にあることを批判的に掲載していました。

 

国民のための政治、県民あっての地方自治ではなく、政権与党あっての地方との考えのようです。 それはそれとして、沖縄県議会議員選挙隠しではないかと思われる米軍基地関係者が絡んだ事件の『後始末』を巡る報道が、この選挙後にありました。それは数年前横須賀市で、米軍関係者が起こした強盗殺人事件の被害者遺族が求めた損害賠償に関する米軍の回答です。裁判所では、約6.500万円の損害賠償を命じる判決が確定したところ、アメリカ側は、不法行為者に代わって、この者を将来にわたって免責すれば、4割に相当する賠償金額を支払うと言ってきたそうです。

 

これは、日米地位協定の中で、公務外で発生した損害賠償に関して、加害者本人に支払能力がない場合、米国が代わって支払いをすることが定めれているところに基づくものでしょう。

 

それが、免責と4割と言う示談案となったわけです。

 

確かに公務外であれば、当然に使用者責任が発生するとは言えないかもしれません。米国とその兵士の関係を、暴力団幹部と末端の組員との関係における使用者責任と、法律上同視はできないでしょう。でも、免責を求めるならば、全額賠償責任を果たすのは当然だと思います。

 

ここでもし被害者側が、アメリカ側からの示談申し入れを受け入れしたら、どうなるんでしょう。

 

その場合、日本政府が、『差額』を支払うのです。

 

すなわち、裁判で認めれた金額から、アメリカが支払った『見舞金』との差額は、『日本政府が支払うよう努力する』と1996年に日米間で、地位協定の運用改善がなされて合意されたからです。

 

防衛省によれば、これまで日本政府が支払ったのは12件、総額4億2.000万円とのことです。要するに、アメリカ兵が、日本で日本人を殺害すると、日本政府が、日本国民から集めた税金で、加害者アメリカに代わってお金を支払っているわけです。

 

こう言う現実を無視して、あるいは全然問題視せずに、今回の沖縄県で起きた事件に関して、オバマ大統領の来日を控えて、「最悪のタイミングだ」とか、折からの沖縄県議選を前にして、「県議選にも影響する最悪のタイミングだ」とは、、、。

 

ある自民党関係者は、「下手に手を出したら逆にやられるぞ!と言う風評を広めたい」とも発言しています。

この人たち、本当に国民の代表なのでしょうか?

 

もうすぐ沖縄戦の終戦の日を迎えます。

 

 

郷土愛、愛国心は、まずその地で生きる人を愛し、大切にすることから始まるのではないでしょうか。

私は、人を大切にする、人に寄り添う心を持った愛国者でありたいと思っております。

 

『外でお酒を飲んではいけません。午前0時までにはお家に帰りましょう』。コレ、誰に向けられた指導でしょう。

2016年6月7日
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先月沖縄県内で発生した元アメリカ海兵隊員で、軍属であるアメリカ国籍の男性による20代の日本人女性死体遺棄事件を受けて、沖縄県に駐留するアメリカ軍は、先月27日より1ヶ月間、基地外での飲酒や、午前0時以降の外出を禁止しました。

 

これは、伊勢志摩サミットにアメリカ合衆国オバマ大統領が出席するのと並行して決定されていて、サミット出席のため、日本に到着したオバマ大統領、早速安倍晋三内閣総理大臣と会い、サミット前に、今回の軍属が起こしたとされる事件について謝罪し、再発防止策を講じるよう指示したことが、どの新聞紙でも、大きく取り上げられていました。

 

私は、歴代のアメリカ合衆国大統領の中で、バラク・オバマ氏、嫌いではありません。

 

アメリカを率いる大統領として、立場は違えども、ギリギリよくやっておられると思っています。でも、日本に到着した途端、今回の沖縄県内で起きた事件について安倍首相と対談して遺憾の意を表明し、再発防止策に言及したと言うのは、台本とおり、あるいはどなたかの政局を睨んだ判断を、アメリカなりに支持したように思えてなりません。

 

翁長雄志沖縄県知事が繰り返し言うとおり、「できないことはやらない」、つまり日米地位協定については、全く言及することはなかったのです。 この会談があったころ、ある大手新聞社は、『もはや政治的利用するな!」と論戦を張りました。これを知って、私は怒りの気持ちが収まりませんでした。

 

罪のない沖縄の若き女性の死を政治的利用しているのはどっちだ!と思いました。実際、内閣支持率や自民党への支持は増加しました。沖縄は、何も変わっておりません。今月19日には、辺野古沖移転に反対する人たちを中心に、先の事件に抗議する大県民集会が開催されます。 そんな沖縄での動向の中、またしてもアメリカ軍嘉手納基地所属の21歳の女性2等兵曹が、飲酒により正常な運転ができない状態で自動車を運転したうえ、衝突事故を起こし、被害者に重傷を負わせた事件が起きました。

 

アメリカ軍は、再発防止策を講じるとコメントしました。

 

誤解を恐れずに言ってしまえば、地位協定の対象となる沖縄に駐留するアメリカ軍、また軍属とその家族に、外で酒を飲むなとか、夜間は外出するななんて約束させるなんて、お笑いの域ではないでしょうか。

 

酒を飲むな、夜は外出するなですって。小学生ではあるまいし。そんなの守れるわけないじゃありませんか。

 

数年前、橋下徹当時の大阪市長が、米兵ら猛者連が、ビーチバレーやバーベキューでストレス発散は無理であり、風俗を利用することを検討すべきと発言して批判を受けたことがありました。

 

政界を引退した橋下氏、綺麗事ではなにも解決しないとした上で、日本企業の社員が事件を起こしても企業を否定しないのに、加害者がアメリカ軍関係者だと基地反対とか、「出て行け!」に結びつく、これは移民排斥運動と同じだとも述べた由です。

 

また、基地反対運動が、米兵のストレスとなって、事件が起こる可能性を言った地元村議もおられるとか、これこそ幕引きを狙っているのではありませんか。

 

世界一移民に冷たい日本政府、安倍内閣を圧倒的に支持する日本国民が、移民を排斥したと国連あたりから言われるのならわかりますが、アメリカ軍関係者を、武器を持たない県民が排斥する言動をしたことが、移民排斥運動と同じとは……。

 

日米地位協定を撤廃、最低でも見直しをしなければ、橋下徹氏流の風俗店を基地内に設けたところで、抜本的な解決にはならないと思うのです。

 

米軍関係者による悪質な事件が起き、日本政府が対応に苦慮していると、決まって沖縄県での凶悪島件の被疑者は、米軍関係者より沖縄県民の方がはるかに多いと報道する大手新聞社があります。だったら、沖縄県での犯罪防止のため、県民も揃って夜間外出禁止を奨励する社説でも張ったらよいでしょうに。

 

沖縄県で、現地民そして米軍関係者の共存共生が叶います。これでも日米地位協定、日本にとって、意義あるんですかね。

福本悟が、新千歳空港物語に惹かれる理由

2016年6月6日
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地理に詳しいを自負し、日本国中行ったことがない県は、四国のうちの2県だけの私は、公私を問わず、国内の空港を多く行き来することになります。


もっとも多く行っている九州大好きな私の場合、あまりにも福岡空港が便利なため、佐賀県に用があるときでも、福岡空港から行きます。ですから九州6県のうち、有明佐賀空港だけは、利用したことがありません。


また、北海道では、新千歳空港のほか、函館、旭川、釧路、女満別空港そして丘珠空港を利用しことがあります。それと、ロングシートではない電車に乗っていると、どうしても○ー○が欲しくなってしまう悪い癖があるので、極力新幹線は利用いたしません。大阪より先は、全て航空機になります。また、岐阜市に用があったときには、この日大混雑が予想された名古屋駅を回避する意図もあって、羽田空港から中部国際空港まで、JALを利用したこともありました。

そんな私が、これまで何度もこの『ひとりごと』で取り上げるように、国内空港でいちばん好きな空港は、新千歳空港です。

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千歳市と苫小牧市にまたがる滑走路2本を持つ、航空自衛隊千歳基地と誘導路で繋がり、自衛隊が管制を担当する新千歳空港、この『ひとりごと』では、この空港の歴史や私の思い等を繰り返しお話ししてまいりました。


それはいささか重い、硬い話が中心で、これから北海道を楽しむぞ!あるいは楽しかった北海道のお土産を、思い出を持ち帰ろう!と言う皆さま向きではなかったと思っています。今日は、旅人福本悟として、新千歳空港をご案内をいたします。

空港に到着したら何をします?実は、トイレに行く人が多いのでは?到着口のトイレ、混みますね。空港の到着口はたいてい1階です。新千歳空港、トイレは、出発口の2階を利用すると、並ばずに済みます。


後ほどお話ししますが、新千歳空港の2階、利用勝手が良いのです。1階の真上だけではなく、彼方此方トイレは点在し、そこに行く途中、所狭しと土産物店が並んでいるので、帰りの土産物選びの参考にもなります。2階からも、地下のJR新千歳空港駅に直結する階段があります。

さて、空港を出発するときは、その土地のお土産を考えてしまあます。新千歳空港では、2階出発口フロア全部が、お土産売り場です。その造り、並び方、数と質、これが新千歳空港のスゴイところ、私がいちばん好きな空港たる所以です。


2階中央部分が今回の写メの場所、ここから扇状に、土産物店が並んでいます。新千歳空港の2階、これは同じ規模の大阪伊丹空港、関西国際空港、そして福岡空港のそれと比べると、便利さが際立ちます。


大阪の2つの空港、JAL側とANA側に、店が分かれています。福岡空港、いつも改装工事中であることは置くとして、出発口を通り過ぎてから店が続いているので、エスカレーターで上り、出発口を通り越して土産物店を探し、そしてまた出発口に戻って航空機に乗る、これは面倒です。福岡空港の弱点?と思います。

新千歳空港の2階、スウィーツ専門店、道産子広場と言う、魚や農産物等を販売する店のフロアが区分されています。もちろんJAL、ANA、さらに大手百貨店系の土産物店も多いです。北海道の方は言われます。生物以外の土産物、特にスウィーツならば、空港で買いなさいであります。私の場合、あれはここ、これはここと決めている店舗があります。

そして、旅の終わりはその土地の食べ物、新千歳空港では、3階になります。


ここに行くのも、出発口フロアの真ん中から、エスカレーターがあります。もちろん3階へは、幾つものエスカレーターはあります。ただ、センターから上がれるので、飲食後搭乗予定の航空会社の出発口がどこか、迷うことはありません。私は、新千歳空港3階のある店で出される魚介類で、北海道を満喫できると思っております。要するに、北の魚は、あえて札幌、すすきのに行かなくても…。

やはり福岡自慢です。ごめんなさい。そんな感じです。

そして、この3階から、滑走路が見える位置に、『北空港の歌詞碑』を見ることができます。作曲家浜圭介氏によるデュエットの名曲、夜の札幌と北海道立つ男女の愛をテーマにしたこの歌は、私も大好きでした。時間が許す限り、この歌詞碑のあるところに行き、ボタンを押して流れる曲を聴きながら、北の大地を飛び立つ航空機を眺めるのです。


この場所に来ると、北海道へ思いを残しつつ、ここを出発した多くの人たちの願いが、わかる気がいたします。

4階は、アミューズメントが揃っています。中でも新千歳空港温泉は、空港を利用される方は、覚えておくと良いと思います。千歳市内の源泉から、湯を持ってきた天然温泉で、休みがありませんので、空港での時間潰しに最適です。


特に天候不順等で、搭乗予定便の欠航遅延があるときには使えます。ただし、新千歳空港そのものが閉鎖されるような悪天候のときは、皆さんここに駆け込みますから、入場制限をされます。私は、未だこの温泉を利用したことはありません。結局、すぐ東京に帰らなければならないと言うことです。


その他シアターもあり、また、3階の国際線への連絡通路には、子どもが遊べるスポットもあります。北海道のご家族、この空港に、家族で遊ぶために来ることがあると聞きました。

以上、新千歳空港の利用の仕方を私なりに書きました。北海道にいらっしゃって、新千歳空港から帰る方、可能な限り、この空港での時間に余裕を持たせ、北海道を立つときの名残りを満喫していただきたいと思います。


そして、私のように、この空港が、そして北海道が好きになり、何度でも、また来ることになるでしょう。なぜか惹きつけられる福本悟の新千歳空港物語です。

 

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