すすきのおじさんとビールの煙突

2015年3月5日
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この街の顔、◯◯市と言えば誰を思い浮かべますかと問われた場合、余市ならマッサン 小樽なら石原裕次郎 他にもライバルはいると思いますが、まあ、妥当なところと落ち着くのではと思います。

北都札幌はどうでしょう?

クラーク博士?、島義勇、岩村通俊などの創世記の札幌を思い浮かべる方、中島みゆきさんや横路孝弘元北海道知事(元衆議院議長で、現在も衆議院議員です)など、現在もご活躍の方々でしょうか?

 

新宿歌舞伎町、福岡中州とともに日本3大歓楽街とされるすすきのをイメージされる方は、岩村通俊氏を挙げるかもしれません。

 

明治2年に蝦夷地から北海道と名称変更して、島義勇により札幌本府が設けられた後、明治4年に赴任した岩村通俊によって、開拓事業が進んだ歴史があります。

そして、この岩村通俊時代に薄野遊郭ができました。岩村開拓判官の命を受けた薄井龍之の名をとって、『ススキノ』が誕生したとの説があるからです。

 

もっとも、このあたり、昔薄野原だったからとの説もありますが。 このすすきの交差点に燦然と街を照らしているのは、あのニッカウヰスキーのヒゲのおじさんです。

 

このおじさん、ウイスキーブレンドの名人『キングオブブレンダーズ』と呼ばれた英国貴族ローリー氏をモデルにしたとされるニッカウヰスキー株式会社のマスコットです。マッサンに魅せられる前から、このおじさんこそすすきののシンボルと感じておりました。

写真 1 H27.03.03-2

札幌と言えばすすきの、すすきのと言えばあのおじさんと思ってしまう人間からすると、札幌と言えばすすきの交差点のニッカウヰスキーの看板のおじさんと答えてしまいそうです。

 

すすきの好き、アルコール好き人間からすると、もうひとつ札幌のシンボルと言えるモノがあるでしょう。

 

札幌と言えばビール、ビールと言えばサッポロビールとたたみこめば、サッポロビール園のあの煙突?かもしれません。

ビールも新聞も◯◯◯の私ですが、札幌では『サッポロクラッシック』を飲んでいます。サッポロビール園の雰囲気も好きです。

写真 2 H27.03.03-2

 

結局福本悟にとって『この街のシンボル』は、全部アルコール関係ではないかと言われそうです。

いや、これは札幌に限らない?何処に行っても飲み食いの話しかない!確かにそうですね。まあ、アルコールもその街の文化歴史を形成するので、出先で経験するのは悪くはないでしょう。

 

何?出張先でなくてもやってる?これまた確かにそうでした。それはそれとした、北の都札幌も、まあ良いところです。