良い子の皆さん、エスカレーターでの駆け上がりは止めましょう。

2015年8月4日
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札幌市営地下鉄の駅構内エスカレーターで、転倒事故が相次いでいると報道されています。


昨年度は43件報告されていて、過去5年間で最高、今年は、いちどの事故で、複数の人が負傷する事態が多く発生しているとのことです。ちなみに、JR北海道でも、エスカレーター事故は、増える傾向だと付加されておりました。

都内で生活する私は、駅構内でのエスカレーターには関心がなかったので、事故の統計等あるのか知りません。東京に居て気になるのは、地下鉄や地下駅まで、エスカレーターは長いなと言うことと、関西方面に行くときは、注意しなければならないことくらいでした。

すなわち、関西方面、特に大阪では、エスカレーターは右側に立つことであります。

どちらに並ぶのが正しいなんて関係ありません。大阪伊丹空港到着から、常に気をつけていることです。でも、なんでエスカレーターでは、『片側歩行』、片方空けるのでしょうか?エスカレーターは、歩いたり、まして走る場所ではありませんね。

そうです。エスカレーターは、手摺に掴まって機械に運んでもらうものです。

ただ、東京都心の地下鉄駅は、かなり深いところにホームがある駅が多いです。大江戸線は特にそうで、六本木駅なんて地上に上がるまでかなり時間がかかります。東京駅でも総武快速線横須賀線ホームから、中央快速線の1.2番ホームまで、エスカレーターを駆け上がる人は、そういらっしゃらないと思うのです。

すなわち、東京では、意外と?エスカレーターの『片側歩行』は、崩れる感があるのです。もっとも、関西の方が、東京では、普通に右側に立っておられることも、影響なきにしもあらずだと思いますが。

さて、札幌市民の皆様には、たいへん失礼ではありますが、市内には、公共交通機関でそんなにエスカレーターを利用する機会がないのでは?と思われます。私もよく札幌市営地下鉄に乗車いたしますが、エスカレーターの距離は短いです。

これなら右側を走り抜けたいなんて考える方が出やすいのではと思います。実際報道によれば、札幌市営地下鉄駅構内のエスカレーター事故は、『歩かず手摺に掴まる』ではなく、右側を駆け抜ける人がぶつかったとか、それをよけようとして転んだなんてケースが報告されているようです。

程よい距離のエスカレーターが、事故を招くなんておかしいですね。

以前日本一短いエスカレーターなんて言われた川崎駅アゼリアからさいか屋に向かうエスカレーターとか、新宿伊勢丹の僅か10段くらいのエスカレーターなんて、返って右側を駆け上がるまでもなく、そんな人は利用しないでしょうから、転倒事故は起こりにくいのかもしれません。

札幌市交通局は、数年前より、片側並びと歩行禁止をポスター等呼び掛けているとのことです。


JR北海道も、最近これに合わせたとされます。でも、右側に並んでいる利用者に、後方から「どけ!」と怒鳴る声が後を絶たないようで、悩ましい問題のようです。

東京のように、どんどん地下深く掘ってしまえばこんなことにはならないとするなら、便利が仇になったように見えるものの、私は、負傷された方にはすまないと思いつつ、札幌市の悩みこそ正論だと思うのです。

東京は、高く、また、深くどんどん開発がなされ、人の暮らしってなんだろうと常に考えさせられるからであります。